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農場ブログ

除草剤の怖さのお話

2014年06月15日

10日、11日と除草剤をまきました。

もちろん使用方法をきちんと守り、水位の調整にも注意を払い、

指導役のご指導のもと、行いました。

 

でもでも、田んぼを観察していると・・。

DSCF0161

赤い矢印で指している2列くらい、稲が痛んでいます。

田んぼの風下側で風で水が寄り、深くなりがちな部分で現象です。

指導役曰く「除草剤入りの水が深くなり、稲が大部分浸かったから、弱った」そうです。

除草剤は、きちんと使用方法を守っても、このように稲に悪影響がでることもあります。

 

昔、除草剤を間違って田んぼの稲を全滅させたお話や

逆に除草剤が全く聞かずに、田が雑草だらけになったお話しなど、色々教えていただきました。

除草剤、怖すぎる。(北海道弁のこわいではなく、恐怖の意)

 

新しい除草剤に飛びついて使用するのも、うまくいけばよいですが、その逆もあり得るわけで・・。

今後も色々良い薬が出てくるでしょうが、いきなり切り替えるのではなく、

まずは部分で実験してみて、安心できてから全面積に拡大するとか。

他の先輩方が使用して結果が出ているものをまねするとか。

 

指導役から「色々試してみていいものを使えばよい」とは言われていますが。

その試すのが怖いんですえ。収量激減のリスクは取れないです。

 

稲も人間も同じ。薬は使い方が大事です。

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