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農場ブログ

ハウスの準備 土づくり編

2017年04月05日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

先日、ビニールをかけて準備を進めている育苗用のビニールハウス、

今回は、ビニールハウスの中の地面の準備をしました。

 

今年は、ご近所の大先輩からアッパーロータリー(トラクターの作業機の1種)を

拝借してハウスの中の地面を耕すことになりました。

まずは、トラクターをハウス作業に使えるように準備します。

フロントのバケットを外したり、色々と部品を外し、ハウスの中に入れるようにします。

 

が、ここで予想外の大苦戦。

今まで、長年はずしたことがないと思われる部品を 外そうとしたら・・・・・取れない。

サビサビで、抜けるはずの所が強力に固着。まいりました。

オイルをかけたり、ハンマーでたたいたり数時間かけて悪戦苦闘。

なんとか、外して準備OK。なんだかんだで1日かかってしまいました。

 

気をとりなおして、翌日朝から、ハウスの中にトラクターを入れて耕していきます。

「アッパーは、ゆっくりかけるのがポイントだよ」

大先輩のアドバイスもあり、じっくりと作業をすすめます。

 

しかし、いつもながらこのハウスの中のトラクター作業は、難しいです。

 

ロータリー(トラクターの後ろで引っ張る耕す機械)のハジを、

ハウスのフレームの内側すれすれに通していく作業なんですが、これが難しい。

フレームすれすれを狙うんですが、フレームをひっかければハウスを壊すし、

フレームから離れれば、地面に耕せないところができるし。

自動車でいえば、車幅すれすれ両脇の余裕数cmの路地を 延々と走る感じと言うか。

 

何かのタイミングで、ハンドルを間違えると赤線の中のように

耕せていない部分ができてしまいます。

ハウスの中の地面は、両脇ぎりぎりまで使うので、耕し残しは困ります・・・。

ただ、「まっすぐに走ればいい」はずなんですが、それがなかなか・・・。

 

ハウス全5棟のうち、自分なりにいい感じの出来は、2棟でしょうか。

後は、手作業で修正に入ればOKという事にします。

作業に慣れてきたころに、作業が終わりまた来年という事になりました。

来年まで、この作業の感覚が残っているといいのですが、忘れるんですよね。

 

 

 

今回の作業で活躍したトラクターは、クボタのL4202。

1980年前後のトラクターです。

外装は、年代相応のヤレ具合ですが、

約40年前のトラクターが現役で仕事をするのだから大したものです。

時代を感じさせる、エンブレムもGoodですね。

時間ができたら、もう少しきれいに手入れをしたいところです。

 

 

 

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