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農場ブログ

種もみの消毒作業で始まります

2017年04月11日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

The北海道ファームです。→詳しくはこちら

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

先日、The北海道ファームのある旭台地区の旭台神社のお祭りがありました。

宮司さんがきて、安全祈願、豊作祈願の祝詞をあげていただき

地区の皆さんと一緒にお祓いを うけました。

これで、今年も事故なく安全に農作業ができる事でしょう。

農業を仕事にしていると季節季節の行事が

農耕に密接にかかわり地域の暮らしを作っていることを感じます。

 

さて、春の農作業の大事な大事な種もみの準備。今年も始まりました。

まずは、温湯種子消毒の作業です。

いもち病や、ばか苗病などの予防になります。

※注 ばか苗病と言う病気が 実際にあります。

 

種もみの消毒と言えば、薬剤を使った消毒方法もありますが、

The北海道ファームでは、極力薬剤を使わないという方針のもと、

お湯で種もみを 消毒する方法で種子の消毒をしています。

60℃のお湯に種もみをつけます。

10分間の熱湯風呂、熱そうです。

 

続いて、冷水に付けて温度を常温に戻します。

人間でいえば、サウナからの水風呂のようですね。

 

風呂上がりの種もみ。気持ちよさそうですね。

 

これで、お湯を使った種もみの消毒が終わります。

実際には、種もみが40袋ほどあるので、この作業を何回も繰り返します。

種もみのお世話をする人間は、熱いお湯がかかったり、

冷たい水がかかったり。「あついっ!」「冷た~い!」と、騒いでいますが・・・・。

 

温湯種子消毒が終わった種もみは、ここから約10日間かけて水に浸けます。

浸種作業といって、種もみを発芽させる準備の作業です。

約10℃にキープした水槽に 種もみを付けておく作業です。

時々、水を交換しながら種もみを目覚めさせます。

 

いよいよ、The北海道ファームのお米作り、種もみからスタートを切りました。

良質なお米ができる様、稲刈りまでの気の抜けない日々が始まります。

今年は、お米作りにおいて新しい手法にもチャレンジします。

農作業の紹介も、色々と試していくのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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