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農場ブログ

もう一つの大事なエサ

2017年05月20日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

前回、The北海道ファームのにわとりたちの主食である

北海道産100%の原料から作るエサを紹介しましたが、

実は、もう一つニワトリたちにとって大事な食べ物があります。

 

それは、緑餌つまり緑色のエサです。

The北海道ファームでは単純に、草などの植物類を生であげています。

畑にクローバーの種をまき育てたり、あるいは空地の雑草であったり

時には、規格外の廃棄野菜など、にわとりたちは、喜んで食べます。

どちらかと言うと根菜類より葉菜類の方が好きなようです。

 

そこで登場するのがこの機械。うまいこと中古で見つけてきました。

草を刈り取りながら、グラスバックという付属の袋に

刈り取った草を集めてくれる優れものです。

庭の芝刈りなどに使う機械です。

通称多田さんのポルシェ。7年以上経っているかは微妙なところです。

 

このように、草が伸びたところを刈り取っていきます。

トランプ支持の労働者の休日の写真のようですが、林さんです。

 

刈り取ったら、機械からグラスバックをとりはずして、

鶏舎の中などに撒いてあげます。

 

はい、このとおり。

「よこせ!よこせ!」争奪戦が始まります。

一人当たり100gは、あるのに数時間で完食します。

もちろん通常のエサとは別に与えています。

ニワトリ本来の性質として、緑の葉っぱ類は大好きな食べ物のひとつです。

 

The北海道ファームの場合は、広大な放牧場を有してにわとりたちを放していますが、

放牧場内の地面に生える草は、にわとりたちが食べつくすので、

このような作業で、緑の葉っぱをたくさん与えています。

 

もちろん自家配合エサだけでも、にわとりたちには充分ですが、

やはり緑のエサを与えると ますます健康で元気になるようです。

林さんいわく「あいつら、お米を食べて満腹なはずなのに、

葉っぱは別腹なのか、がつがつ食べるんだよ~」だそうです。

 

緑のエサは、手間さえかければ沢山あげられるので、

沢山あげてにわとりたちを喜ばせたいと思います。

 

 

 

~お知らせ~

YouTubeのThe北海道ファームチャンネルは、こちら。

https://www.youtube.com/channel/UCMHHwkdCIE9N3PxMSq0L0Vg

動画でも、養鶏と稲作の様子をお伝えしていくのでチェックしてくださいね。

 

 

 

 

 

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