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農場ブログ

育苗用ハウスに種をまく

2017年06月22日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

田植もおわり、片づけ作業が済んだままになっていた育苗用のビニールハウス。

来年も良い苗を作るため、ハウスの地面の土づくりのため、緑肥の種をまきました。

 

まずは、トラクターで耕します。

レトロなトラクターですが、ハウスに入れる車高なので重宝しています。

田んぼなどで使う大型トラクターでは、頭がつかえてハウスには入れないです。

 

アッパーロータリーで耕してみました。きれいに土を耕すことができました。

 

撒く種は、これ「緑肥用エンバク」です。

ムギの一種で、実を収穫するためではなく、緑肥に使うための品種です。

当たり前のように使っていますが、考えてみるとマニアックな用途の品種ですね。

 

全部で30kgぐらいのたねを手動の散布機でばら撒きました。

「本当のばらまきで、OK」と言われて今までそのようにしていましたが、

いまいち発芽が悪いので、今年は簡単に覆土をしてみました。

たねをばら撒いた後にレーキで地面をひっかいて行くだけです。

 

左がばらまいただけ、右がレーキをかけた後。

それなりに覆土をした雰囲気になりました。

 

「いいんじゃない」と思って全ハウスの地面にレーキをかけたら、

朝から疲労困憊、手作業をするには広すぎる・・・次はトラクターをつかうと決めました。

それでも何とか、5棟全部に播種と覆土を終わらせました。

後は、雨が降って芽が出てくるのを待ちます。

せっかく覆土をしたので去年よりもそろって芽が出てくることを期待しています。

 

いい米作りの中で、大きな割合を占め「苗半作」と言われる苗作り、

いい苗を作るには、まず土づくりからスタートします。

回り道のようですが、必要な工程です。手を抜かずにとりくんでいます。

 

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動画でも、養鶏と稲作の様子をお伝えしていくのでチェックしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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