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農場ブログ

稲の生育 心配です

2018年06月27日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

昨日のThe北海道ファームの田んぼの様子です。

この水田は、一番最初に田植えを始めた水田で、

5月19日の田植えから約1か月たって、順調に生育しています。

 

稲の一株、一株を アップで見るとこんな感じです。

田植え時は、3~5本の苗だった一株が、

ある程度本数が増えて横にも太くなってきました。

もちろん背の高さも、伸びてきています。

 

と、書いていても ピンとこないと思うので、

調子がどうも 今一歩な稲の様子がこちら。

お見せるのが 少しお恥ずかしいようで・・・・。

上の写真の苗に比べて、1週間遅い

5月27日に田植えをした田んぼの稲の状態です。

全然 横に株が太っていない状態で、

ひょろひょろっと上に 伸びてしまっています。

葉も、痛んでしまって変色している所がありますね。

 

主な要因は、6月に入って日照不足と低温が続いていることと

新しく増えた田んぼの水管理に四苦八苦していた事だと 思います。

 

天候的には、5月中の高温だった時期に植付直後の生育が進んで、

6月の低温ををむかえることができたかどうかで、差がついているようです。

本来は、田植えが1週間遅いので今日同じ状態かどうかでなく、

遅れている方の1週間後の状態を見て比較しないと、意味がないわけですが。

1週間後に追い付いてくるかは、非常に心配・・・。

 

水管理の方は、もうこれは増えた田んぼの性格の見極めに、

少し時間が掛かってしまいました。

水が減りやすいとか、減りにくいとか。

あるいは、このぐらいの入水量で一晩入れると、深くなりすぎるとか。

ちょっとしたコツというか、見極めも色々やってみないと見えない部分もあるので

新しい田んぼの難しさと言うところです。

 

それでも、去年も「6月天気が悪くて」と、心配していたものの豊作だったので、

7月、8月の天候次第という見方もありますが、先の天気はますます判らない訳です。

なんとか、こう10日くらい晴れてカラっとした日が続いて欲しいものです。

ただ実際は、天気は、どうしようもないので

水管理など自分ができることをマメにやるしかないですね。

 

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どうぞ、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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