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農場ブログ

農業の扉3

2016年07月28日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

 

北海道栗山町から農業の世界をご紹介するこのコーナー。

久しぶりの記事になってしまいました。

 

The北海道ファームのある栗山町では、7月も半ばをすぎて早くも麦の収穫が始まりました。

 

いま収穫が始まったのは、秋に種をまいて雪の下で一冬越した秋まき小麦です。

この後、春に種まきをした春小麦の収穫にうつっていきます。

北海道に来るまで、小麦畑も見たことがなかったし、

秋まき、春まきの2種類の栽培方法があるのも知らなかったです。

「都会のみなさん、知ってましたか?」

 

ちなみに品種も色々あって、小麦粉にしたときの性質が違って使い道もそれぞれ違うとか。

小麦一つとっても知らないことだらけでした。

正直、パンやうどんで「国産小麦使用」と書いてあると、おいしいのかなくらいの感じでした。

 

そんな、僕の不勉強な話はさておき。

DSCF5933

広い麦畑を大型のコンバインで一気に刈り取っていく様子は

北海道ならではの風景だと思います。

 

DSCF5889

山の上まで一面の麦畑という風景もいい風景です。

この風景を眺めるだけでも、北海道に来る価値があると思います。

 

※なお斜面の畑は作業が大変という農家の感覚は、この際考慮していません。

 

こちらの、畑でも収穫作業中。

DSCF5945

写真で見るとサイズ感がよくわからないコンバインですが、

 

DSCF5950

前に停めてある2tトラックと比較すると、その巨大さがよくわかります。

 

DSCF5946

コンバインの運転席に乗せてもらいました。

感覚的には、2階のベランダから下を見下ろしているくらいの感じです。

 

1度に刈り取る幅は4.5mということで、車がすれ違えるような道路の幅と同じくらいですかね。

畑の中で作業する限りは、大きい方が楽ということでしたが、

畑から畑へ移動するときに、一般の道路を走るときは気を使うそうです。

僕が、運転したら交通標識を倒したり、ガードレールを壊したりしそうですね。

 

ここ栗山町では、このように小麦の収穫が進んでいますが、

僕が、「すごいですね~」「大きいですね~」と言っていたら

「帯広とか北見とかは、こんなもんではないよ。もっと巨大な畑、巨大な機械だよ」

と、言われてしまいました。興味本位で1回見に行ってみたいものです。