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農場ブログ

育苗ハウスの改良作業。

2014年09月11日

本社からの応援スタッフが投入されています。

と、いう事で人出が多くあるこの機会を利用して作業を進めます。

 

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育苗用ハウス周辺の水はけを良くするために排水路を整備しています。

十全社石材部から出向中のミニユンボが大活躍。

穴を掘り、塩ビ管で排水路を作っています。

 

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こちらは、ハウス間の狭いところは、いくらミニとはいえユンボは入れません。

人力で水路を掘り進んでいます。掘った土は土のうにしています。

この土のうは、来春活躍するはずの秘密兵器になります。

 

と、田んぼに入らない作業を進める本社からのスタッフは、

「なんか、農作業じゃない・・。土方だね。」と、いう感想。

そうです。

稲刈りとか、田植えといったイメージしがちな農作業は、実は少ないです。

スコップを振るって、水路を掘るのも立派な農作業。

日々の地道な手入れ作業が大事です。

雑用の日々

2014年09月09日

雑用と書くと印象が良くありませんね。

農業の場合、田んぼに直結しなくても施設の維持管理も

経費削減の観点からすると非常に大切なわけです。

業者さんに依頼すればお金がかかる。自分でやれば材料費だけですむ。

そう、自分でやるしかないでしょう。

 

というわけで。

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暖房用灯油タンクです。ちなみに490Lのタンク。

暖房で使うと、1か月分くらいの容量でしょうか・・。

500L×120円=60000円 月60000円の暖房用灯油代。

冬がこわい・・・。暖房破産・・・。凍死かも・・・。

北海道では一般家庭によくあるサイズ。寒いから燃料も使うんです。

 

気を取り直して。

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よく見ると、サビが浮いています。

 

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こちらにも・・。穴が開いても困ります。

タンクの買い替えになればまた出費がかさみます。

 

というわけで、ペンキでタンクを塗りました。

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はい、きれいになりました。これでタンクの寿命も延びるはず。

稲刈り前のひと時で、雑用を色々片付けています。

土壌改良中

2014年09月09日

本社からのスタッフがそれぞれ現場作業を進めています。

 

ハウス塗装、事務所整備、水路敷設 などなど

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こちらは、土壌の改良中。

育苗用ハウスの土の状態が悪いという事で対処方法を教えていただき

土壌改良のための資材を土壌に散布しています。

「1㎡辺りに○○g散布して~」というアドバイスを受け

1㎡になる木枠を作成しそこにザルで振るいながら散布します。

機械を使わない緻密な手作業での土壌改良。ハウスといっても北海道サイズ。

ここに手で資材を撒くなんて言う事は、常識はずれの丁寧さ。

気が遠くなるような作業です・・・。

 

それでも、いいお米を作るため地道な努力が続きます。

札幌へ

2014年09月09日

栗山から車で1時間ほど、札幌へ行ってきました。

 

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時計台。大都会の真ん中にあるので「がっかり観光地」と言われることもありますが、

建物自体の雰囲気は、いいと思います。観光客が沢山いました。

 

自分の札幌行の目的は、観光ではなく仕事・・・。

時計台の近所のビルでの打ち合わせ。農業者の支援制度について相談にきました。

ご担当の方に、制度や申請方法など丁寧にご説明いただきました。

感想は「申請書類の作成はかなり大変。でもやる価値はありそう」というところ。

またまた、書類の仕事が増えそうです・・・。

 

せっかく、札幌に来たのでという事でいつもの書店へ。

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農業書のコーナーで小一時間。勉強することが盛りだくさん。

周りの方にアドバイスをいただくにも最低限の知識は必要です。

 

せっかく、札幌に行っても仕事の事ばかり・・・。

そのうち休みで遊びに行きたいものです。

 

 

 

お世話になります。

2014年09月08日

The北海道ファームのお米づくりの中で大切な工程、苗づくり。

その苗づくり用の育苗ハウスの土壌検査をしました。

 

5棟あるハウスの地面を25cm程度ほり、そこから土を取り出し、

その作業を1棟当たり5か所、5か所分を均一に混ぜてサンプルを作ります。

その後、サンプルを乾燥させ農協さんへ持参。検査をしていただきます。

 

その後待つこと約1週間。簡易検査の結果がでて農協さんの指導員さんが訪問。

「PHが低いから、上げないと~。」「PHをあげるには~。」「作業の方法は~。」

と、結果だけでなくその影響や対処方法など丁寧にご設営いただきました。

なんと、ありがたいことでしょう。

 

他の仕事ならこうはいきません「うちの店、お客様が来ないからどうしたらいい?」と

同業他社に相談に行くなんていう事は、あり得ないことです。

 

ところが農業の場合、近所の農家さんや改良普及センターさん、

もちろんベテラン農家の指導役、他にもたくさんおりますが、

色々と相談できる相手が周りにいるという事がとても助かります。

いろいろアドバイスをいただく皆さんに恩返しをさせていただくためにも、

ますます農業に励んでいかないといけませんね。

 

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残業ご苦労様ですという時間のJAそらち南さん。

もちろん技術指導以外でもあらゆる面でお世話になっています。

The北海道ファームにとっては無くてはならない相談先。

いつもありがとうございます。

 

育苗ハウスの手入れ

2014年09月06日

稲刈りまでまもなくとなりました。

指導役の長年の経験や、農業改良普及センターの方のご意見など総合すると

10日前後からの稲刈り開始の予定です。

 

と、いう事で稲刈り前の数日を利用しての作業その1

「育苗用ハウスのペンキ塗り」を行います。

 

ペンキまみれのH社員

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育苗用のビニールハウスの支柱にペンキを塗る作業です。

ハウスの支柱は、金属製でもちろん塗装はされていますが、数年に一度ペンキを上塗りします。

支柱とビニールがこすれて元の塗装が薄くなり錆が出てくると支柱の寿命が短くなります。

また、錆からの傷やささくれがビニールを破ったり、トラブルの原因にもなります。

ペンキをきれいに塗っておけばハウスの寿命も延び、トラブル防止にもなります。

 

田の作業が忙しい時には、このような作業は出来ないので空いた時間を利用して

少しづつ進めておきます。何かと作業が多いので、毎日が飛ぶように過ぎていきます。

 

 

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今日の愛車 コンバイン改造運搬作業車。

丸いライトがレトロクラシックなクボタ製。

収穫の季節

2014年09月03日

 

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ここ北海道栗山町は収穫の季節を迎えています。

稲刈りを待つ田んぼの向こうでは、お隣さんが玉ねぎの収穫中。

 

遠すぎてよく判らないので10倍ズーム。

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少し雰囲気がわかるでしょうか?

大きな収穫用の機械に乗り、畑から玉ねぎを収穫しコンテナに乗せています。

 

 

The 北海道ファームもあと数日で稲刈りが始まります。

準備もおおよそできて、あとは天候が良い日が続くのを祈るのみ。

 

さて、稲刈りまでの数日間でやり残しの修繕作業や寮の手入れなど

細かい作業を進めておきましょう。時間は無駄には出来ません。

収穫の後には、まだまだ作業予定が詰まっています。

雪がふり外作業ができなくなるまであと3か月弱。時間がない・・・。

 

坪刈をしました。

2014年09月01日

本日、今年の収穫量を予想する坪刈をしました。

 

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田んぼの中に入り、規定の位置に歩いて行き、

コンパス状の器具を使い大きさを測った場所を円形に刈ります。

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その、刈り取った稲をサンプルに脱穀、計量をして計算式で予想収量を出します。

 

まずは、豊作!!田による収量のばらつきも少なく良い出来栄え。

指導役の指導のおかげ。皆様のアドバイスのおかげ。天候のおかげ。

もちろん当ブログ読者の皆様の励ましのおかげも。

おかげさまで何とかなりそうです。

あとは、稲刈りが終わるまで天候が良いままで行ってほしい・・・。

 

実際には、収量が多くてもそのお米を選別にかけて、いわゆるクズ米をぬいて

その後でお米がどれだけ取れるかが大事という事なんですが、

とにもかくにも、大失敗という事にはならないようで、まずは一安心。

 

 

 

 

 

 

 

 

栗山町直送野菜!販売!

2014年08月31日

8月31日十全社夏祭りで栗山町産直野菜を販売します!

 

君津市で地域の夏のイベントとして毎年恒例の十全社夏祭り。

毎年毎年、地域の皆様にご来場いただき1500名以上の声来場者を

お迎えするイベントに育っています。

 

今年のメインイベントは、吉本芸人大集合!らしいですが誰が来るのか

当方には、情報が届いていないのでわかりません。

 

それは、さておき一番気になる企画が

「栗山町直送の産直!北海道極上野菜市!」

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準備万全でご来場者をお待ちしているようです。

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この値段、安すぎるような・・・。

十全社夏祭り価格で、販売するようです。

 

この機会に、千葉の皆様に栗山の極上野菜をお試しいただきたい!!

北海道で栽培できる農産物のほとんどを

生産できる栗山町は、まさに「北海道極上農産物の玉手箱!」だぁー!!。

 

農場事務所予定地

2014年08月30日

毎日作業を進めながら見ていると、みるみる解体が進んでいます。

さすがにプロの仕事。解体と廃材の分別を同時に進めています。

この、手際の良さを見習わないといけないなと思います。

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解体をすすめつつ、事務所用地に盛土をしたり、

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倉庫用地に、建屋を支える杭を何十本も打ち込んでいたり。

 

次の工程のための作業も進んでいきます。

 

今の作業、次の作業、前の作業の片づけなど同時進行で作業を進めていかないと、

ファームの除草作業の様に後手に回っていらぬ苦労をするようになってしまいます。

何事も段取りと丁寧な仕事が大事です。

来年こそはと、「百姓の来年」です。

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