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The北海道ファームの生い立ち


栗山町風景
夕張山系の雪解け水からなる水量豊かな夕張川と緩やかに始まる夕張山系西端の丘陵の間に開けた肥沃な土地北海道栗山町旭台、ここにThe北海道ファームの農場があります。この場所との出会いは、ご縁があったとしか言いようがない出会いでした。

北海道内で農場予定地を何か所も見て回り最後に訪問したのがここでした。良く晴れわたった青空のもと、緩やかな丘を背に広大な水田で稲が青々と育っている豊かな風景を今も忘れることができません。

当時、水田を作っていた方はお米づくりに取り組んで半世紀、馬を使って耕した時代からお米を作ってきた、まさに米職人でした。すぐにこの方のところに通い始め、長年培ったお米づくりの技を学び始めました。


栗山町風景
「むやみに田んぼに入るな、稲の根を切ってしまう。稲が弱る」
「朝日が昇る時、稲の葉に朝露があるか見ろ、水が足りているかがわかる」

長年の経験に根ざしたお米づくりの技を学ぶ日々が続きました。早朝から夜更けまで一日に何度もあぜを歩き、稲の様子を見ます。まさに「いい米は、足音が作る」それを地で行くようなお米づくりをがむしゃらに学ぶ日々が続きました。土づくりから田植え、そして稲刈り、大ベテランの米づくり職人の技を一つ残らず学ぶという気持ちでした。そんな日々が続いたある日「来年からは、自分でやってみなさい」そう言っていただく日が来たのです。

そこから、The北海道ファームの本当の意味でのお米づくりが始まりました。長年の経験と技術に裏打ちされた職人の技、そこに科学的研究の成果である様々な手法を導入し最高のお米づくりを目指しています。

この取り組みは、完成することがない究極の課題ですが最高のお米をめざした取り組みを決して手を抜くことなく続けています。

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