本日もトラクターでロータリー作業をした田の修正作業を、人力で行いました。
画面中心より、右側=ロータリーがきちんとかかった場所、左側=残ってしまった場所。
というわけで、左側を三本鍬で耕します。
トラクター操作が未熟なわけで、そこかしこに、この耕し残しがある状態。
トラクター(ロータリー)の技術不足で角が山になっているのも、崩して修正します。
高いところ(特に田の角)には、水が回らないので田に水を張った際に「島」の様になり、
代掻き作業に支障が出たり、そのまま「島」状態だと、雑草の発生源になったり、
後々、悪影響が出るそうで、「今のうちに、直しておかないと」とは指導役。
この作業、完全にトラクターでロータリーを引く際のスキル不足に原因があり、
他の方の田では、手作業する必要がないくらい見事にフラットです。
もちろん指導役がお手本を見せてくれた所もです。
さすがベテラン農家という感じで、感心しきりです。
田を見るだけでThe北海道ファームの技術不足は一目瞭然。
という事は、自分が原因のこの大変な作業。自業自得とはいえ、まさに「艱難辛苦」という感じ。
「開拓時代に手作業で原野や山林を畑にしてきたなんて、とてもまねできないな」
「元士族の開拓民が、刀を鍬に持ち替えて北海道で開拓にあたるなんて、想像を絶する大変さ」
とか、気を紛らわしつつ、少しずつ作業を進めていきます。
手作業のあまりの大変さに、「トラクター技術の向上」を固く誓いました。
と、大変な作業の毎日ですが、ブログが暗くなるので明るい話題もご紹介。
北海道栗山町も季節が進み桜が咲いています。
農場から隣の山にもこの1本。きれいですね。花見日和。
思えば、4月初めに桜が咲く千葉県を出発して、桜前線の北上を追い抜いてきましたが
いま、北海道栗山町まで桜前線が追い付いてきました。「日本列島、意外に広いなぁ」と、思います。
ちなみに、桜も種類が違います。花見の基本は「ジンギスカンパーティー」らしいです。
ちなみにジンギスカン用お肉がスーパーで一押しで、たくさんの種類が売られています。
各自、お気に入りのジンギスカンのメーカー?があるみたいです。いろいろ試してみたいものです。
水芭蕉は、もう終わりになってきました。
こうやって、季節が確実に進んでいきながら、農業作業も進んでいくんですね。