代かきも各田を順に仕上げていく段階に入りました。
代かき①~代かき②~代かき仕上げと、進んできました。
ここは、やっぱり指導役の出番が多くなります。
北海道サイズの5反や7反というサイズの田になると、代かき時に入れてある水が
風の影響で田の風下によってしまうという現象が、想像以上に起こります。
1枚の田で風上側がすべて陸地のようでも、風下側は水深5cm以上というような例も。
最後は「感」の部分もあると、指導役の弁。
となると、自分には出来ない作業になってくるので、必然機械の入らない、隅や三角田の頂点などを
手作業でフォローしていく作業を受け持っていきます。というわけで筋肉痛の日々。
さすがに、葬儀業から農業への転身で書類とペンをスコップに持ち替えると、なかなか体がついていきませんね。
さて、今日の新聞に農政改革の記事載っておりました。
農業についての成長戦略、制度改革だそうです。
偶然ですが、今日は農協さんと普及センターさんが当社の作業へアドバイスに来てくれたり
現場としては、各農業機関さんはありがたいことが多いわけです。
他にも栗山町役場さん、農業委員会さん、共済さん、改良区さん、農民協議会さん、
私が知る農業関係機関のみなさんは新参者の初歩的な質問にも丁寧に教えていただいていますし、
手続き関係なども気にしていただいて、いつも親切に対応していただいています。
もちろん、地元の先輩農家さん、地元の法人さん、あるいはお取引銀行さんまで気にかけてくださいます。
「新聞見たよ、頑張ってね」と近所の方にあたたかいお言葉をいただくことさえあります。
制度以上に、こういう親切な方たちがいてこそ農業参入のスタートが切れたわけです。
自分としては制度改革での規制緩和が後押したという点もありますが、
多くの皆様のあたたかいお気持ちに支えていただいて、農業ができているなと、思うわけです。
制度も大切ですが、やはり人も大切と思います。
お世話になっている皆さんに少しでも恩返しができるように、しっかり農業に取り組んでいきます。