1年で1番の繁忙期といえます。
同時並行的にスケジュールを意識しながらの作業が続きます。
本社から来たスタッフが、きつい作業に取り組んでいます。
水稲用の苗を育てるハウスの土(=床土)の調整作業です。
この土の状態いかんで、よい苗ができるか決まってきます。
米づくりのうえで、とても大切な要素なんです。
実はTHFのハウスの床土はあまり良い状態ではありません。
作業方法や作業機のチョイス、もともとの土質など色々原因はありそうですが、
まずは、今年良い状態に持っていくための苦肉の策。
「床土をフルって選別大作戦!」です。
考え方は、簡単なんです。床土をふるいで選別して、
大きな土の塊を除去しようという事なので・・・・。
写真のようなハウスの幅に合わせたフルイ(もちろん自作、DAN式床土フルイ機)に
床土をスコップで入れると、下から目の細かい土だけ出てくるので、
大きな土の塊は、フルイ上に残り除去できるという事です。
えぇ、考えは簡単でもご想像のように実践は大変です・・。
ただひたすらスコップで土をくみ上げる作業の繰り返し・・。
体力、筋力、根気が試されます。長時間作業は不可能です・・。
※一般的な農家は、絶対にしない作業です。