水田の管理と言えば、水!
特に今の時期は、稲の生育に合わせて推進を10cm、20cmと深くしていく時期です。
この深水管理、北海道の稲の冷害対策として大事な方法です。
というわけで、毎日各田んぼの水深をチェックして調整していますが・・・・・!
アゼの低い所を水が超えてしまう事態が多発中!
写真では、よくわかりませんが左の田んぼから右の土手に1m幅くらいで、
田の中の水が流れ出しています。まるでダムから流れる川のよう!
水深10cm目安で水位をあげただけで、水漏れが多数発生。
土をもってきて、アゼのかさ上げをしてみました。
こっちは、アゼ波板を打ち込んでみました。
トラックに土と道具を積んであちこち補修して回ります。
こちらを直せばまたあちら。
今の田んぼの中で、一番低い所をかさ上げすれば、
当然のように2ばんめにひくい所から新しい流出が始まります。
深水にする前に、確実に流出すると予想できたので補修したところも、
補修が甘いので、このように農道に漏水中。
一部の田んぼでは、水深10cmでトラブルが多発するので、
週明けあたりから水深20cmを目指していくと、さらに流出が加速するはず。
夜間入水して、朝の見回りで新しい川が発見されると、
参ったなと、補修作業の繰り返しの日々です。
このような状態では、深水管理ができないので、
この秋には、アゼを全面的に補修かさ上げしたいと思います。
今の時点では、つぎはぎ補修の連続と、「冷害くるな」の神頼みです。
、