田んぼの作業が終わったThe北海道ファームです。
農家の仕事は終了という事で、変身!
精米工場の仕事にチェンジしました。モデルは、H社員。
The北海道ファームで一年間丹精込めて育てたお米を
精米して、パック詰めをする作業のテスト中。
玄米を右のほうの機械を通して白米にします。
白米になったお米を 左の方の色彩選別機を通して、
食味を落とす原因となる米粒や異物が入らないようにしています。
この選別の設定で、お米のグレードが変わる部分です。
もちろん、厳しい選別設定、着色粒の選別強度や白未熟粒の選別強度など
各項目を試しながら、ベスト設定を探ります。
つぎに、厳しい選別を終えたお米をここで2合づつ袋詰して
窒素ガス充てんをして製品に仕上げていきます。
窒素ガスは、お米の食味を落とさないための必須技術です。
この窒素ガスを充てんすることによって、
袋内の酸素濃度を1%以下におさえます。
表示は0.585% やや高い感じですね。もう少し下げたい。
これがお米のおいしさをKEEPする上での重要技術。
続々と製品になったお米が出てきます。
出荷できるように、袋に入れていきます。
1袋に390個入るようです。
と、簡単にご紹介しましたが今後のブログでこの設備の全容を
一つづつ解説していきたいと思います。
あまりにもすごい機械なので、その魅力は語りつくせないのです。
ここ最近は、操作ノウハウの定型化や作業精度を上げるため 試行錯誤しています。
農家の仕事がひと段落した所で、食品工場のラインを稼働させる仕事に華麗に変身。
ラインが順調に稼働するようになったら、ライン工に変身。一人二役は当たり前。
そういえば、試算によると15万個以上の袋詰め作業が待っています。
1時間に400個ペースくらいだから、全部終えるのに・・・375時間!
1日8時間稼働で47日間!一日ひたすらパックの補充と袋詰めの日々・・・。
計算しなければよかった・・・・・。
※なお、写真のお米は実験用にとってあった去年の古米です。