おいしいお米づくりには、いい水が大事です。
といっても、今日は水の質ではなく量のコントロールに関しての作業です。
また、見慣れない機械が登場しました。
Q、さて、何の機械でしょう?
A、アゼ塗り機。即答できたあなたは、農家認定です。
この機械を取り付けて アゼを補修していきます。
長年の使用で、痩せて高さも低いアゼ 作業前の状態です。
きれいに、土を練りつけていきます。
アゼが傷んでいると、水漏れがおきたり、必要な水深が確保できなかったり
物理的な水のコントロールに支障が出ます。
結果、必要な時期に水田に水を確保できずに、収量の低下や雑草の発生など
米の品質に直結する問題が起きやすくなります。
そう、おいしい水でおいしいお米は誰でもイメージしやすいのですが、
実は水量のコントロールも非常に大切なんです。
そのためにはいいアゼが欠かせない。
The北海道ファームでは、毎年行うような作業ではありませんが、
今年は、雪解けも早く作業に余裕があったので、アゼ塗り作業を実施しました。
できる作業は全部やりたい。それがThe北海道ファームの真面目なお米作り。
写真では、比較的いい出来のところを紹介しています。
この機械、トラクターのハンドルと油圧レバーの操作で
直線に塗り付けていくわけですがこれが非常に難しい・・・。
前ばかり見ていると、塗り具合が均一にならない・・・。
機械ばかり見ていると、曲がりまくる・・・・。うーん。
うまくいかなかった所は、公開しません。実際に農場に来れば見れますが・・・。
近所のT氏いわく「スネークライン」。いい表現です。