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農場ブログ

田んぼの初作業

2016年04月09日

The北海道ファームの水稲担当の栗原です。

 

今年は、雪解けも早く水田の乾燥が順調に進んでいます。

水田の乾燥は、作業上非常に大切な要素なのです。

ひとつは、土が乾く事により土中の成分が向上する「乾土効果」、

もうひとつは、水田が乾燥しているトラクター作業が効率的にできるという点。

説明すると長文になるので省略するとして

とにかく「春に田んぼが乾くとイイ!」という事です。

 

つまり、お米を買いにお米屋さんに行ったときに

「今年の北海道米は、春先に田んぼが乾いているから期待できるね」というと

お米屋さんとしては「むむっ!只者ではない!」とおいしいお米を出してくるかも・・・。

 

そんな、順調に乾燥が進んでいるThe北海道ファームの田んぼで、

今年の一発目の本田作業をしました。

ブロードキャスター(≒肥料散布装置)でのケイカルの散布です。

DSCF5103

トラクターにブロードキャスターを取り付けます。

 

DSCF5109

粒状ケイカルを、計画量投入して、

 

DSCF5108

田んぼに散布していきます。

反当120kgで投入しています。(←事情通読者向け情報)

 

このケイカルを散布することにより、稲が健全に育つという効果が見込めます。

稲の茎がしっかりしたり、モミガラが硬くなったり、強い稲になるという感じでしょうか。

もちろん、食味の向上にも欠かせませんよ。

健康な稲に、おいしいお米ができるわけです。

 

で、伝統のこれ。

DSCF5111

豊作祈願、ケイカル手撒きの儀式。・・・・・・。

 

冗談です。積み込み時にトラックの荷台にこぼれたものを

もったいないので田んぼに投入しているだけです。

 

とりあえず、試運転で半分くらいの田んぼで作業をしました。

なんだか本格的に田んぼシーズン到来の気分です。

近所のお米仲間もソワソワしているような。

 

 

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