2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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前回、ご紹介した催芽作業、種もみの芽を出す作業を順番に進めています。
この辺でOKと催芽を終えた種もみを催芽機から取り出します。
では、「催芽作業ができた」というのはどんな状態かというと、
種もみから芽が出てモミガラを少し割った状態のことです。
具体的には、この資料写真を参照してください。
「適期」となっているところが、催芽完了の種もみの状態です。
右上に、少し飛び出ているところが芽です。
一袋5kgの種もみ袋の中身がそろって適期になったタイミングが作業終了ですが
この見極めに いつも迷う訳です。そろそろ?まだ?いい?悩みます。
ここでタイミングをミスると、いい苗づくりには痛手になってしまいます。
で、催芽を完了した種もみは、冷水で冷やします。
水槽にドボン!
催芽機の中で32℃のお湯で長風呂をしていた種もみ君たちも
一気に冷えていい気分なことでしょう。
続いて、登場は洗濯機!
種もみを投入して、脱水作業です!
洗濯機のマニアックな使用法「種もみの脱水」です。
多分、メーカーは推奨していません・・・・。
脱水が済んだら、種もみが乾くように涼しいところに置いておきます。
ここまでが「催芽作業」になります。
この作業を日付をずらしながら4回行う予定で進めています。
このあと、工程的にはいよいよ種まき作業です。次回にご紹介予定です。
なんだか、稲作農家の手順紹介記事ばかり続きますね。
興味がない方には、つまらないかもしれないですね。
まぁ、それだけ作業に集中しているという事でご勘弁ください。