種もみの準備を進めています。
まずは、温湯消毒のプロセスです。
60℃の熱湯に、先日小分けにした種もみを投入します。
約10分間、熱湯につけることで種もみが消毒できます。
消毒剤等の薬品を使うことなく、種もみが消毒できるので
農薬使用回数を減らすことができます。いい方法ですね。
熱湯につけて、その後冷水で冷やします。
ここまでが、温湯種子消毒のプロセスです。
きちんと消毒をすることで、稲の病気をふせぐことができます。
自分の所の稲から病気が発生すると、自分だけの問題ではなく
近所の米農家にも迷惑をかけかねないので、いつも以上に真剣です。
続いて 浸種のプロセスです。
約10℃に設定した水槽で10日間ほど種もみに水を吸わせます。
種もみに芽を出す準備をさせているというイメージです。
水温の管理も大事なポイントなので、水温を一定に保つ装置を組んで管理しています。
設定水温は、10℃で10日浸ける予定です。積算で100℃が目標です。
「水温が、1度高い」など、異様に緻密な温度管理をしています。
近所の農家に「そこまでしなくても、なんともないよ~」と言われつつ、真面目にやっています。
テーマは、「真面目すぎる米作り」。自分の性格がお米にも反映するようです。