4月になりました。
4月と言えば、年度の切り替えでもあり、法人としてのThe北海道ファームでも新年度が始まりました。
The北海道ファームでは、今年は新しい事業展開をしていくために
千葉県の本社から人事異動があり、新しい常駐のスタッフが1名増えました。
彼は、千葉県から栗山町に住民票も移して、栗山町民が1名増えました。
ちなみに独身、男です。年齢的には、40手前なのでぎりぎり若者です。
若い住民を増やしたいという栗山町に微力ながら貢献できたかもしれません。
新人スタッフには、ブログにも登場してもらう予定です。お楽しみに。
さておき、先日種もみが届いています。
トラックの荷台に各種種もみが乗っていますが、The北海道ファームの分だけではありません。
近所の米農家に1件づつ配送しているトラックなので、近所の作付け品種が分かります。
「ゆめぴりか」と「ななつぼし」が大半ですね。「おぼろづき」「きらら397」は少ないですね。
あとは、マニアックな品種が数袋ありました。やはり品種にも流行があります。
ニーズがある品種ほど作付けが増えるのが自然なんでしょうね。
逆にマニアックな品種にも興味が湧きますが・・・。
The北海道ファームでの種もみは、このくらいの量です。
ざっくり200kg位の種もみ量。これが無事収穫まで行けば
約35000kgの米になるので、なんと175倍に増えるという計算。
原材料から出来上がる製品の量としては、驚異の量に思えます。
届いた種もみは、作業の必要上5kg単位に小分けします。
測りで計量して分けていくという地味な作業。
ところで、小分けするための袋の色が違うのにお気づきでしょうか。
そう、品種ごとに色分けして管理しています。
違う品種を混ぜてしまうと、出来上がるお米も品種が混ざってしまい
製品にならなくなってしまいます。
「コンタミの防止」と言って、異品種混入の防止は、生産農家は
大変気を使って作業をしています。そう生産現場では米のブレンドはありえないです。
この「コンタミ、米の混入」の話は、そのうち詳しくお話したいところです。
小分けしたら、作業中に袋が開いてしまわない様に口を縛って
さらにハウスごとに目印を付けていきます。
今回から1日1棟種まきをするという計画に変えたので、
5棟あるハウスごとに、種もみの作業タイミングがづれます。
そのための目印です。
種もみ作業の最初の段階「浸種」の水槽も試運転OK。
明日あたりから、浸種が始まります。
次回ブログは「浸種」の予定。お楽しみに。