2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
最近ようやく、北海道も夏の気配がしてきました。
日中で25℃位まで気温が上がる日が多くなり、夜間も15℃以上はあるようです。
さすがにストーブの出番もなくなりました。
ということで、外で水作業をしていても苦にならない様になってきたので、
稲の育苗用のポットを洗っています。
写真の赤い箱の中で、水が吹き付けられてブラシが回転しています。
ここに、育苗用のポットを1枚ずつとおして、きれいに洗っていくという作業です。
育苗用ポットを洗うという作業ですが、じつはこの作業にはもう一つ重要な意味があります。
それが、これ。
そう、長年の使用で壊れてしまった育苗用ポットを はじき出すという意味です。
じつは、この育苗用ポット、写真のように壊れているものを種まき作業の機械や、
田植機に入れてしまうと、機械が動かずにストップしたり、機械自体に負担をかけてしまったり
すべてのトラブルの原因になってしまうんです。
たとえば、田植え機にこの壊れた育苗ポットを気づかずに入れてしまうと、
田んぼの真ん中で。機械がストップ!壊れて詰まった育苗ポットを取り外すのに30分も田植えが中断!
という事になってしまい、こんな事態が頻発すると
予定どうりに田植えが終わらないということになってしまいます。
そんな、来年の春の作業でのトラブルを防止する意味でも、ここの育苗ポットの洗浄点検作業は、とても大切。
今、きちんと点検しておけば来年の作業がスムーズになります。
そう、この作業は片づけ作業に見えて、すでに来年の準備作業なんですね。
ちなみに、割れて壊れた育苗ポットがすでに150枚以上発見されています。
これは、来年は使えない!こわれているので当然なんですが。
という事は、来年は育苗用ポットが足りなくなるという事なので、補充の発注をしなくては・・・・。
1枚だいたい約500円なので、150枚なら・・・・・。まだ作業中なので増えてきそうだし・・・・・。
結構、経費が掛かります・・・・。これ以上壊れないで~。
ある程度 消耗品なのでやむを得ないんですけどね・・・・。
さてさて、どんどん作業をしないとおわりません。
何も中断が無くて1時間に平均200枚くらいのペースなので
順調に行っても、全部終わるのに20時間くらいかかりそうです。