2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
北海道栗山町から農業の世界をご紹介するこのコーナー。
久しぶりの記事になってしまいました。
The北海道ファームのある栗山町では、7月も半ばをすぎて早くも麦の収穫が始まりました。
いま収穫が始まったのは、秋に種をまいて雪の下で一冬越した秋まき小麦です。
この後、春に種まきをした春小麦の収穫にうつっていきます。
北海道に来るまで、小麦畑も見たことがなかったし、
秋まき、春まきの2種類の栽培方法があるのも知らなかったです。
「都会のみなさん、知ってましたか?」
ちなみに品種も色々あって、小麦粉にしたときの性質が違って使い道もそれぞれ違うとか。
小麦一つとっても知らないことだらけでした。
正直、パンやうどんで「国産小麦使用」と書いてあると、おいしいのかなくらいの感じでした。
そんな、僕の不勉強な話はさておき。
広い麦畑を大型のコンバインで一気に刈り取っていく様子は
北海道ならではの風景だと思います。
山の上まで一面の麦畑という風景もいい風景です。
この風景を眺めるだけでも、北海道に来る価値があると思います。
※なお斜面の畑は作業が大変という農家の感覚は、この際考慮していません。
こちらの、畑でも収穫作業中。
写真で見るとサイズ感がよくわからないコンバインですが、
前に停めてある2tトラックと比較すると、その巨大さがよくわかります。
コンバインの運転席に乗せてもらいました。
感覚的には、2階のベランダから下を見下ろしているくらいの感じです。
1度に刈り取る幅は4.5mということで、車がすれ違えるような道路の幅と同じくらいですかね。
畑の中で作業する限りは、大きい方が楽ということでしたが、
畑から畑へ移動するときに、一般の道路を走るときは気を使うそうです。
僕が、運転したら交通標識を倒したり、ガードレールを壊したりしそうですね。
ここ栗山町では、このように小麦の収穫が進んでいますが、
僕が、「すごいですね~」「大きいですね~」と言っていたら
「帯広とか北見とかは、こんなもんではないよ。もっと巨大な畑、巨大な機械だよ」
と、言われてしまいました。興味本位で1回見に行ってみたいものです。
。