2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
「日本一しあわせなにわとり」という事で
放牧型の養鶏に取り組んでいるThe北海道ファームです。
ここ数日、暖かくなり雪解けの季節をむかえていますが、
The北海道ファームの上空でも、白い悪魔と黒い悪魔が目撃されています。
今朝の出勤途中には、町内の雪解けが進んだ畑に降りてきて
一休みしている姿も見ることができました。。
そう、白い悪魔こと白鳥です。
The北海道ファームの栗原も、去年までは、
「白鳥が下りてくるなんて、自然が豊かだな~」とのんびり眺めていました。
しかし!今年は違います。
なぜなら、The北海道ファームは養鶏業だから・・・。
そう、この渡り鳥でとんでくる野鳥が、
高病原性鳥インフルエンザの原因となるからです!。
もし、もしですよ、あくまでも仮の話として、
The北海道ファームで鳥インフルエンザが出てしまうと、
飼育しているにわとりを 全羽殺処分・・・・・。
手塩にかけて育てたにわとりたち問答無用で殺処分。
さらに、半径10km以内の養鶏場も移動制限の処置に。
The北海道ファームの10km圏内には、いくつかの大規模養鶏場があるので
そういう皆さんに重大な迷惑を おかけしてしまう・・・。
これは、耐えられないほどヤバすぎる・・・。
そんな恐ろしい事態の原因になりかねないのが、
この時期、北海道を通過していく渡り鳥たちなんです。
そんなわけで、「白鳥は、白い悪魔」と言いたくなるわけです。
「The北海道ファームには、絶対に近づくな!」
日本語が通じるなら、白鳥に言ってやりたい気分です。
ということで厳戒態勢でThe北海道ファームの鶏舎を守っています。
The北海道ファームにわとり防衛軍です。
鶏舎に入るには、専用の作業服と作業靴に着替えます。
鶏舎の入り口も、網や扉で2重防御。
小動物や野鳥の進入を完全にブロック。
鶏舎に入ったら、一番危ないと言われる靴の裏や足元は
石灰や消毒液で何重にも消毒します。
実際には一年中この手順は厳守していますが、
この時期は特に念入りに 意識を高めて取り組んでいます。
所管の家畜衛生保健所などからの指導を厳守して
「絶対に鳥インフルを鶏舎に入れない」という思いで、
厳戒態勢でにわとりのお世話をしています。
渡り鳥のシーズンは、鳥インフルエンザの発生期なので、
かなり、ピリピリ緊張感がある時期です。
場外からの見学等も、この時期は申し訳ないお断りにしています。
早くこのシーズンが終わる用、祈っています。