2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
「空知地区良質米麦安定生産技術講習会」へ行ってきました。
「そらちちく りょうしつ べいばく あんてい せいさん ぎじゅつ こうしゅうかい」です。
長いタイトルの講習会です。
2~300名くらいの参加者でしょうか、農家と関係機関の職員の方と
半分半分くらいの参加者のイメージです。
「平成29年生産に向けての米づくり」「北海道の小麦づくり」と
2冊もテキストをいただいてしまいました。
その名のとおり、良質なお米と麦を作るための方法論が勉強できる講習会でした。
たとえば、The北海道ファームの前回のブログに登場した
「融雪作業」についても、こんな感じでテキストに載っています。
引用 融雪を促進し圃場の乾燥を促進させることは・・・・・・・・、
生育、収量、品質を高める。
こんな感じで、品質を高めるべくどんな作業をすればいいのか、
その理由や、実践の分析も色々と記載されています。
いわば、技術的な教科書のような本です。
春から収穫までの、時期に取り組む作業ごとに、解説されているので
ここに書いてある通りに作業ができれば、理想的ともいえるでしょう。
ただ、農家や圃場によって事情が異なるので、
書いてあるとおりにできるかと言うと、なかなか難しい所もあります。
真面目なThe北海道ファームとしては、ここに書いてあるような理想的な作業を
進めていきたいわけですが、天気の関係や機械の関係でできないこともありますね。
なお、参加費は無料です。
こんなに、色々教えていただいて、有用な資料までいただいてタダ!
農家の世界では「研修はタダ!」が当たり前のような感じですが、
他の業界では、ありえない事だと思います。
ちょっとビジネス研修でも行こうと思えば、一日で数万円も当たり前の時代に
なんとも申し訳ない感じです。
一所懸命、真面目に勉強をさせていただきました。ありがたいことです。
今年の耕作に、少しでも取り入れて The北海道ファームのお米の
さらなる品質の向上に役立てていきたいものです。