水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
田植が忙しくなる前にという事で、The北海道ファームの大事なスタッフである
にわとりたち食事になるエサを作りました。
各バケツに材料を入れて計量します。
写真は、自社精米工場から出てくる米ぬかです。
定量は、17.2kg。バケツの中のラインまで入れると定量になる様にしています。
他に、自社農場産の玄米、小樽の食品工場直送の魚粉、
オホーツクのカキ加工場からのカキ殻も同様に準備します。
自社生産のお米は、古米になっているとはいえ人間が普通に食べているものなので、
正直ちょっともったいない・・・と思ったりもします。
「鶏に上げるなら、社員に安値で売ってくれ」という話もあるくらいです。
本日のシェフは林さん、本社の仕出し料理部門でも働いていたので、
食事の作り手も人間と同じです。
心を込めて丁寧に作ります。
「おいしいエサで健康な鶏になれ~。
たくさん玉子を産んでくれ~。」思いを込めた手作りです。
と言っても、混和機で混ぜているだけのような気もします。
3分間混ぜ合わせて出来上がり。文字どうり三分間クッキングです。
20kgづつ紙袋に詰めて、後は鶏舎に運びます。
1回の作業で200kg 約十日分のエサが作れます。
この作業を繰り返して、今回は40日分を作りました。
材料は、上に書いてあるものがすべてなので人間が食べても害がない物です。
※カキ殻は硬くて食べられないとか、米ヌカも好んで食べないと思いますが。
一般的に養鶏業界では広く輸入のエサが使われており、
正直、どんな農産物等から作られたエサなのかわからないという事もあります。
例えば、最近話題の遺伝子組み換え作物が含まれていても、判らない場合もあるそうです。
この辺の話は「飼料 遺伝子組換」等で、検索すると色々な意見がある所です。
The北海道ファームでは、安心な玉子を生産するためにも
自社生産のお米を中心に出所のはっきりした原料で作成したエサをにわとりに与えています。
皆さんも、自分が日々食べている玉子が、どんなエサを食べ、どんな環境で育ったにわとりから
生まれてきた玉子なのか、少し考えてみても、よいのではないでしょうか。
The北海道ファームの玉子は、日本最高クラスの飼育環境で
人間が食べても害がないものを食べたにわとりの玉子です。
~お知らせ~
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https://www.youtube.com/channel/UCMHHwkdCIE9N3PxMSq0L0Vg
動画でも、養鶏と稲作の様子をお伝えしていくのでチェックしてくださいね。