水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
さて、The北海道ファームの全17枚の田んぼに、何列の稲が植わっているでしょうか?
田んぼの一角の写真ですが、ここの田んぼに何列稲が植えてあるか、
これを数えるという仕事があります。本当です。
こんな感じで、去年からカウンターで数えています。
その前は、本当に指さし確認で「いち、にー、さん・・・」と数えていました。
アゼを歩きながら目線は常に稲の列を追っています。
足元不安定な細いアゼを歩きながらカウントしていると、転びそうになり
「あれっ、どこまで数えてきたのかな?やり直し」なんてこともあります。
風で揺れる稲の列を 見ながら歩いていると船酔いのごとく目が回ってフラフラしてきます。
各田んぼを数えて、田んぼの図面に記録します。
Hの田のぼは、120列、と一枚一枚記録しておきます。
この植えてある列数の記録は、秋の収穫量調査でデータとして必要になります。
サンプル刈取り量×列数で、係数表に当てはめて、田んぼの概算収穫量を出し、
そのデータで、今年の作況、豊作、不作なんていうのを出すんですね。
多分全国的な調査だと思います。
ではなぜ、今時期に数えているかと言うと
秋の田んぼで列数を数えるのは、今数える以上に困難だから。
参考までに去年の九月の水田の写真です。
こうなったら、列を数えるのは、もう本当に大変。何回数えても列数が合わない状態になります。
なお、毎年毎年、目を回しながら数えていますが、
大先輩農家は、「毎年、同じ列数になるよ」と言います。
The北海道ファームの場合、17枚中半分位は同じですが、
最大で6列違うとかバラつきが出ています。
植える方向を替えたり、田植え機に乗る人のクセで数列は、簡単に変わるようです。
正確なデータを重視するので、毎年数えていますが、必ず出てくるのが
田植機は、偶数列(6列、4列、2列)でしか植えることができないのに、
田んぼで列を 数えてみると奇数列(例えば131列とか)になるパターン。
田植機が偶数植えな以上、奇数列になるわけがないので、単なる自分の数え間違いなんですが、
毎年なぜか数枚、奇数列のカウントになるんですよね。
絶対に数え間違いなので、数え直し・・・。あ~目が回る・・・。
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