水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
6月も中旬になりましたが、The北海道ファームのある栗山町、
朝晩は気温が10℃近くまで下がり、微妙に寒い感があります。
先日は、6月だというのにストーブに点火してしまいました。
とはいえ、これからの時期は気温も上がり夏になってきますので、
この時期を使っての堆肥作りの、仕込み作業をしました。
家庭でもできるThe北海道ファーム風かんたん堆肥レシピ
まずは、材料。
茶色い山 モミガラ 2トンダンプに山盛り×5台
白い山 生の米ぬか 1トンフレコン×4袋
黒い山 出来ている堆肥 山盛り1杯 種菌になります
他に 稲わら、鶏糞、草刈りした雑草、野菜くずなどを入れてもいいでしょう。
材料を 整えたら混ぜ合わせていきます。
The北海道ファームの場合は、トラクターのフロントバケットで混ぜていきます。
他にも、色々な機械で行っても良いかと思います。
水をかけながら、混ぜ合わせていきます。
水は、多めにかけていきますが、雨など天候に左右されます。
乾燥すると、堆肥への発酵が起きにくいので、十分水をかけましょう。
かけ過ぎると、においが出ることもあるので適量ですよ。
以上、簡単に作る堆肥の仕込み作業でした。
後は、適宜混ぜ返しながら約半年で山盛りの堆肥が仕上がります。
皆さんもご家庭の菜園でお試しください。
The北海道ファームでは、稲作と養鶏を中心に循環型農業に取り組んでいるので、
この堆肥作りは、需要な作業です。
田んぼから出る稲わらや、精米時にでるモミガラ、米ぬかなどを、このように堆肥化して
あらためて、畑等に投入し作物づくりに役立てています。
有機物である堆肥は、地力の向上や土壌状態の改善に効果がある資材です。
また、稲わらモミガラ等、ある意味では廃棄物になる物を有効活用できるので
リサイクル的な面でも意義があります。
江戸時代の農業のように100%有機農業は、厳しいですが、
作物や土壌に応じて堆肥の有効活用を拡大していきたいと取り組んでいます。
さすがに、人間の〇〇を発酵させて有機肥料に・・・・・は。やめておきます。はい。