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農場ブログ

お米は高温が苦手です

2017年07月28日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

ここ北海道の学校も夏休みに入り、いよいよ夏本番という時期になりました。

そんな暑い夏、実はお米にとっては非常に厳しい時期です。

そもそも、お米は植物の実、種の部分なので、分類的には果物と同じです。

つまり生鮮食料品なんですね。

 

しかも、モミを外して白米に精米している状態は、

リンゴでいえば、皮をむいてそのまま置いてあるのに等しいわけです。

皆さん皮をむいたリンゴは、冷蔵庫に入れますよね。お米も、同じです。

とくに夏場は、お米も冷蔵庫に入れないと、お米本来の味が時間とともに失われます。

「おいしいお米は、冷蔵庫。」 お米業界をあげてPRすべきでしょう。

 

ということで、The北海道ファームのお米が皆様のお手元に届くまでの

低温保管の様子をご紹介したいと思います。

 

千葉県、君津市にあるThe北海道ファームの商品倉庫です

窓ひとつない謎の外観は、室内を低温に保つため。

壁や天井、床まで分厚い断熱材が入っています。

 

建物内は、こうなっています。フォークリフトがあったり、まさに倉庫というイメージ。

1歩足を踏み入れると、建物外とは別世界!

非常に涼しい!いや寒いと言ってもいいでしょう。

外気温からの差は、20度以上になるでしょうか。

空調設備で、お米に適した温度になっています。

 

北海道から、はるばる出荷されてきたThe北海道ファームのお米も

沢山、保管されています。

 

窒素充填され酸素を遮断、低温管理で窓のない暗い倉庫に

保管されているのは、お米にとっては、非常にいい環境です。

この後、低温倉庫内で箱詰めをされて、ギフト商品として完成していきます。

箱詰めをするスタッフは、涼しくて快適な環境かもしれませんね。

 

実際に、お客様の手元に届く形で 保管されているものもありました。

いつ注文があってもいい様に、準備されています。

 

このように、The北海道ファームのお米は、皆様のお手元に届く直前まで

出来る限り低温の下で管理され、保管されています。

お客様に、おいしいお米を食べていただきたい!

そんな熱い思いで、このように低温管理をしています。

 

皆様も、お手元にThe北海道ファームのお米が届きましたら

できるだけ低温で、理想は冷蔵庫の中で保管をしていただきたいのです。

おいしいお米 本来の味を 味わっていただくために、ぜひお願いします。

 

なお、The北海道ファームのお米に限らず、

買い物中に真夏の炎天下の自動車内に お米を置いたままなんてシチュエーションは、

お米を あっという間に劣化させるので 厳禁ですよ。

 

皆さん、おいしいお米を食べましょうね。

 

 

 

 

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