水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日、夏のような晴れが続いたThe北海道ファームのある栗山町。
この晴天を利用して 田んぼの中干しと、溝切作業を進めています。
田んぼの水を抜いて、田んぼの地面を露出させ、
写真のように溝を掘っていく作業です。
田んぼの水を抜いて中干しをすることで、稲の根元まで酸素がいきわたり
これからの穂をつける時期に向けて稲全体を活性化させます。
また、水を抜いて地面を空気にさらすことで
田んぼの地面の状態を 良くするという効果もあります。
ワキの軽減といったりしますが、マニアックな話なので省略・・・。
どんな感じの作業化と言うと、
広大な水田での溝切作業です。
何が何だかわからないので、ズームイン。
自走式の溝切り機で、溝を掘っています。
The北海道ファームの田んぼで 溝切を真面目に行うと、
総延長十数キロになってきます。
結構、きつい作業なので2人のパイロットで行いましたが、久々に筋肉痛が勃発。
普段使わない筋肉を使うのでモモの裏など変な所がイタイ・・・・。
う~ん 広い・・・・。ついでに暑い・・・・。
溝切り機だけでは、ダメなので仕上げは手作業も必要です。
掘りつけた溝を 手作業で修正中。これも地味に大変な仕事。
この中干しからの、溝掘り作業。
北海道の稲作では、「やった方がいい」とされ、
農業普及所の指導や教科書的な本にも必ず出てきますが、
実際に溝掘りまで行っている農家は、少ないのが現状です。
やってみると解りますが、手間が尋常ではないくらい大変。
人手も必要ですし、炎天下の作業で疲労もかさんできます。
それでも、するしないで、秋これから2か月の水管理もしやすくなり、
秋の田んぼの状態も良くなることが、実感できるので大事な作業です。
肉体的、精神的にキツイ作業ですが、真面目が持ち味なThe北海道ファーム、
手を抜かずに作業をして、おいしく高品質なお米作りに まい進してまいります。
使用機材 田面ライダーV3 (本当にこの名称)
空冷2ストローク単気筒45cc 混合給油仕様 (こう書くとレースバイクっぽいですね)
YouTubeのThe北海道ファームチャンネルは、こちら。
https://www.youtube.com/channel/UCMHHwkdCIE9N3PxMSq0L0Vg