水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日のThe北海道ファームは、朝夕しとしと雨がふり、
肌寒いような気温は20度前後、まるで秋が来たような天気です。
稲の生育には、日差しと気温が欲しいところですね。
まぁ天気も悪く、作業がはかどらないので仕事は中止。
気分転換に日本海方面に出かけてきました。
石狩から、日本海沿いを北上する 通称オロロンライン。
海、がけ、道路、山、天気が良ければ、絶景が広がると思いますが
あいにく小雨交じりの曇り空。農家のお出かけは基本雨の日限定なもので・・・・。
石狩市浜益区ということで、地名のイメージは都会的ですが、
実際は、The北海道の漁村というイメージの集落が、ポツポツあるだけの
北海道に特有の人がいない感が味わえる大自然地帯でした。
通りがかりの、小さな漁村 濃昼でこんな建物を見つけました。
※濃昼 = ごきびる と読みます。超難読地名ですね。
古い木造の建物ですが、和洋折衷の建築がいい味を出してます。
手入れも良く、まだまだ使えそうな建物です。う~ん。住んでみたい・・・。
帰ってから調べてみると、明治33年に建てられた網元の家の建物だそうです。
鰊の時代の網元という事で たぶんスーパーお金持ちだったんでしょうね。
和風な玄関と洋風の6角形の張り出した部屋がイイ雰囲気です。
中をのぞいてみたら、きれいに整備されています。
以前は、料理屋さんとして営業していたそうです。
中を見学できる日もあるそうなので、今度は、是非中を見学してみたいものです。
さらに車を進めると、印象的な山が見えてきました。
子供が絵に描いた富士山のような形の山。絵本の絵みたいな形が印象的です。
これも調べてみると、黄金山という山で登山道もあり登ることができるそうです。
「浜益のマッタ―ホルン」という異名もある岩稜で、鎖場あり、岩場あり、
景色も良くて面白い登山ができる山だそうです。
今度は登山装備できちんと登ってみたいところ。
半日で約250km、石狩市の日本海沿いを 一回りしてきましたが
色々面白い場所があったので、今度はきちんと下調べをして
あらためて訪問してみたいものです。
毎日の農場と自宅の往復だけでなく、
たまには北海道内を見て歩くと、色々新発見があっていいものですね。