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農場ブログ

ベトナム・シンガポール視察研修へ1

2017年10月31日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

先週1週間、ベトナムとシンガポールに視察研修へ行っていました。

そのため、このブログの更新が滞っていました。

 

という事で、ベトナムの様子を少しご紹介します。

ホーチミンの街並みです。

20年前の大学生の時に3週間ほどベトナムをウロウロした事がありますが、

その時から比べて、高層ビルがたくさん建てられて、驚くほど発展していました。

 

ベトナム人の平均的な月収は2~3万円と聞きましたが、

都市部では一人一台バイクに乗ってスマホを 持っているのが当たり前だそうで。

固定電話を持たずにいきなりスマホになってしまうという、

テクノロジーのショートカット感が、すごい。

 

例えば、矢印で示した緑のヘルメット、ジャンパーのバイクは、

Grab(グラブ)という、バイクタクシーです。

スマホのアプリで、現在地と目的地を入力すると、近くにいる運転手のスマホに連絡が入り

現在地にバイクタクシーが迎えにきて、目的地まで運んでくれます。

料金決済もスマホのアプリ上で行うので、面倒な料金交渉や現金のやり取りもありません。

東南アジアでありがちなイメージの、遠回りしてのぼったくりという事も おきようがない。

なんか、もう日本より未来に行っていると思います。

 

シンガポールは、もっとすごく高層ビルしかない超未来。

たまに、古っぽい建物があると政府が保護している建物という感じです。

 

ビルの入り口の吹き抜けの壁が一面巨大ディスプレイになっていて

エレベーターに人間が乗ると、目線の先に広告が映されて

エレベータにのる人に見えるようにその広告が移動していくとか・・未来すぎる。

 

ホテルの部屋にもホテル案内が 紙のファイルではなく、タブレットがひとつ。

日本語を選択すると、ホテルの案内から観光案内など。全部出てきます。

グーグル検索も普通にできて、そのまま町に持ち出して使うのもOKだそうです。

もちろん電話も掛けられます。ホテルの館内Wi-Fiで使う場合は料金は宿泊費に込みでした。

 

なんかもう、日本で見たことがない近未来が当たり前な状態に驚きました。

まぁ、国内でも生活水準の差が大きく、国民全員がこのような生活をしているわけでは、

ないとは言っていましたが、それでもすごすぎますね。

 

研修先で聞いたお話で

「テクノロジーが変わり、ライフスタイルが変わり、ビジネスが変わる。

そのあと制度が変わり、国が変わり、世界が変わる」というお話がありました。

まさに、「テクノロジーが変わり、ライフスタイルが変わる」が 驚異のスピードで進んでいる

東南アジアの現状を見るにつけ、日本はあまりにも変化のスピードが遅い様に感じました。

とくに日本の場合 テクノロジーの進歩に制度がブレーキをかけがちな感じもして

このままいくと、自動運転や無人物流など、大きく出遅れてしまうと思います。

 

僕自身も、最新のテクノロジーに対応できていない部分がたくさんあるので、

ちょっとまずいなという事も感じました。

 

という事で、次回に続きます。

次回は、農業事情や農産物販売について書いてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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