水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日、雪がちらついたり、気温も0℃近くまで下がったり
まさに、冬へのカウントダウン。まったなしの状況です。
The北海道ファームも冬準備を 慌ただしく進めています。
雪前のこの時期は、年末ぎりぎりの忙しさを想像していただくとイメージが湧くかもしれません。
という事で、雪前に絶対に終わらせないとマズイ、ニワトリたちのエサづくりをしました。
なぜ、この時期に絶対に作業をしないといけないかと言うと、
The北海道ファームのニワトリたちの鶏舎は、
雪が積もってしまうと基本的に、車ではたどり着けなくなるからです。
外は、雪交じりの強風なので倉庫内でエサづくり作業を始めました。
見るからに 狭い所での作業ですが、天候上やむなしです。
いつもの材料、100%北海道産の素材を準備して混ぜ合わせていきます。
The北海道ファームの玄米、オホーツクのカキ殻、小樽の魚粉です。
人間が食べても大丈夫な、安全な素材ですね。
(カキ殻を 好んで食べることは、ないですが)
狭い中で、紙袋に20kgづつ詰めていきます。
総計250袋の予定・・・・う~ん、大変。むしろ、やりたくない・・・・。
なんか、いい方法、楽な方法は、ないものか???
雪が、上がった!雨雲レーダーを見ても しばらく雲は無いぞ!
このチャンスに外での作業に 切り替えます。
さらに、紙袋に20kgづつ小分けする意味もないでしょうという事で
フレコン袋に、直接出来上がったエサを入れる方法にチェンジ。
素材を混ぜ合わせる機械の容量の問題で、
1回に約200kgづつしか混ぜ合わせられませんが、
紙袋に小分けするのを やめたことでずいぶん作業が楽になり、
スピードも倍以上早くなりました。
こうなってくると、湧いてくる疑問が、ひとつ・・・・・
「なんで紙袋に小分けしてたんだったけ?」
「前から そうだったから。たしか・・・・・1日分が一袋という理由だったはず・・・・。」
ともあれ「前と同じやり方で」と 思考停止しないで色々考えるのは、大事ですね。
例え動機が、「面倒だ」「楽したい」でも、結果に悪影響がなく楽になれば、
効率化して、作業負担が減ったという事なわけで。
「真心の手作業はどうした」「紙袋に一つ一つ入れるのが愛だ」「師匠に、申し訳ないぞ」
「苦労は、買ってでもしろと言うぞ」くだらない冗談を言いながら、
効率的なフレコン詰め方式でスピーディに作業を進めていきます。
2日間予定の作業が、1日で終わりました。
最後に、フォークリフトで鶏舎に運び込み、
薄い板などで、ネズミがエサを 悪戯しない様にして終了。
約5トンのエサを鶏舎に運び込んで、
これが冬の間のニワトリたちのメインの食事になります。
ちなみにだいたい月に1トン強の給餌量です。
The北海道ファームのにわとりたち 冬でも元気で良く食べますね。
~お知らせ~
一年中、元気で良く食べるにわとりたちの玉子が買える
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。