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農場ブログ

秋に備えて田んぼの手入れ

2018年04月15日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

田んぼを始め農作業は何でも1年単位、あるいは数年単位で

先々を 考えて作業をする事が多いです。

 

例えば、先日取り組んだ「サブを入れる」というこの作業。

トラクターでサブソイラという作業機を 引っ張って

田んぼに地面に溝を 掘りつけて排水性の向上を狙う作業です。

 

「青いサブだね。道央かい?」と、マニアな話題はいいとして・・。

 

この作業が「春のサブは、秋に乾く。秋のサブは春に乾く」と先輩農家さんに言われるように

作業をしているのは、春ですが効果は、半年先の秋に出てくる作業です。

 

という事で、秋に田んぼが乾くように祈りながらサブを引きます。

春先のなにかと慌ただしい時期ですが、半年先を考えて

最大限出来ることは、やっておこうと思う訳です。

 

逆に春の作業だけを考えるなら、時間をかけてサブを引いたは、いいが、

田植機がサブの溝の影響で上下に揺れて作業がしにくいというデメリットもあったりして・・・。

 

さらに、秋の天気次第では「晴れが続いて、サブなんていれてなくても

田んぼが乾くよ」という事も十分あり得るわけで・・・・・。

まぁ、半年先の事は判らないのも本当ですが、一応やれることはやっておきたいのです。

 

 

そうそう、半年と言えば、昨年秋に試験的に植え付けをした

The北海道ファームのにんにく畑です。

春になって少しづつ、芽が出てきました。

そこそこいいような気がします。

「にんにくの芽、うまそうだな~」と食べてしまうと

肝心の実が取れないという本末転倒な事態になるのでぐっと我慢。

3か月先の、にんにくの収穫を目指します。

 

何をやっても時間が、かかりますね。

 

 

~お知らせ~

時間をかけてじっくり育てた、

日本一おいしいお米コンテスト優秀金賞受賞のお米。

The北海道ファーム製品の全商品は、こちらから。

http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/

どうぞ、ご覧ください。

 

 

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