「豊作のまずてはじめは土づくり」
肥料の袋に書いてありました。いい言葉です。
一口に土づくりといいましても、物理的に土に手を加える方法と
科学的に手を加える方法があります。今回は、物理的に手を加える方法。
「サブソイラ!」
トラクターの作業機の一つです。大きな2本の刃を引っ張って田に溝をつけます。
こんな感じで、作業機を田の地面に沈めて、溝を切ります。
この時、土中で「弾丸」という部品を引いてパイプ状のトンネルをつけています。
表面の溝から、土中のトンネルに水が入り、暗渠に流れ、排水していくという方法です。
遠くから見ると、田面にサブソイラの跡が見えています。茶色い線がそれです。
この作業をしておくと、田から水を抜きたいときに素早く(しない時比で)水が抜けていきます。
そのことで、田の水をコントロールしやすくなり稲の成長に合わせた水管理がしやすくなります。
「春のサブは秋が楽。秋にサブは春が楽」と教えていただきました。
色々な方から教えていただいた事を検討しながら、お米によいことはすべてやる方針です。
と、まじめに作業をしていますがここでまた問題・・・。
Q 何が問題でしょうか?
A サブソイラの刃先を土中におとしてきました。
本来、矢印のように刃先のパーツがついています。
ある場所で溝を切り終えて土中からサブソイラの先端を上げてみるとない・・・。
土中の溝を棒でつついてみても、見つかるわけもなく。
問題のレベルはプロ農家むけでした。