北海道の田んぼは、本州比で大面積なので
The北海道ファームの米づくりも機械を駆使した作業が中心ですが、
実は、手作業にも取り組んでいます。
代かき後の田んぼで、機械が入らない部分をクワで手直し。
さらに田植え後のいま、実に大変な手作業がこの作業。
「さし苗」の作業です。
田植え機で田植えをするので、どうしても植えきらない場所があったり、
あるいは、地面の関係で植えた苗が浮いてしまい亡くなったり、
そんな苗が足りないスペースに手で植える作業。
あちらでも。
こちらでも。
ひろい田んぼの色々なところで さし苗作業中です。
これは、完全な手作業。広い田んぼの中に一歩一歩歩いて行きながら
苗の空いたスペースに腰をかがめて苗を一つづつ手植えしていきます。
当然、足腰を中心に体の負担はかなりのもの。
でも、この手植えの一株一株の積み重ねがお米の収穫量に影響します。
「この一株が、収穫になり売り上げになる。」
苗のマットを1反植え付けするのに40枚使うとして、1反で8表のお米がとれるから
苗のマット5枚の植え付けで米1俵の収穫が増える!
米1俵の値段が●●円だから、今日はマット10枚さし苗したから売上が2俵分のUP!
米2俵を売り上げ換算すると、今日のさし苗の売り上げは●●円!
すぐ、売り上げに換算して考えるのがいい所。
なんにせよ、本当にお米づくりは一つ一つの積み重ねですね。