北海道の稲作では、稲の冷害危険期に田んぼの水深をあげて
水温が気温より変化が少ない状態を利用して稲を低温から守ります。
寒冷地稲作の知恵です。先人の苦労が技術を生んでいます。
そんな冷害危険期が終了しつつあります。
田んぼから、稲を抜いてきて葉耳間長といわれる部分の長さを測ります。
葉っぱの、生えている間隔を測るというイメージです。
このぐらいなら、いいでしょう。
この茎は、まだですね。
全体の80%がOKなら、田んぼの水を抜きます。
冷害危険期の終了という事ですね。
冷害危険期が終わってくると、このように。
稲の茎を 割ってみると中に稲穂が入っています。
小さくて色も白いですが、確かに稲穂です。
これが成長して 2か月後には、稲刈り。
そのあと、いよいよ皆さんの口に入るご飯になります。
まだまだ、気をつかう日々が続きますが、
稲穂が見えてくると楽しみも出てきます。
頑張れ稲!よくなれ天気!です。