Q さて、何の写真でしょうか。
A、水芭蕉です。
GWらしく、観光に行ったわけではなく、The北海道ファーム農場から道を1本はさんだ湿地には
水芭蕉の群落が咲き始めていました。関東圏なら観光地化して、熟年が押し寄せるほどの規模。
The北海道ファームに、駐車場と売店を完備して水芭蕉の里として観光地化したいくらいです。
そんなGWに関係なく今日も、引き続き田の荒起こし作業。
1時間ごとにハウスに戻り、散水作業の機械の移動もしないといけないので、
1時間トラクターに乗り、急いでハウスに戻り(と言っても徒歩3分)機械の移動、また1時間トラクターと
このセットを5セット。時間に追われまくりです。忙しい。
作業自体は、全体の半分は終わって後半戦に突入です。
一日中(8時から暗くなるまで)トラクターに乗り続けるのは、意外にハード。
まぁ、一日中重機を操作しているのと同じです。くたびれます。
鍬をふるい、鎌で刈るというような、都会でイメージしがちな農的生活とは大違い。
広大な北海道農業には、牧歌的な感覚はみじんもありませんよ。土日もないし工事関係よりも、よっぽどハード。
もちろん、畔沿いをきれいに直線でロータリーでなぞれたときには、気分最高。といった、楽しみもありますが。
そういえば、農業関係者から聞いたお話では、忙しいと作業が間に合わないから
「朝5時から夜中までずっと作業をしつづけた」。とか「3時に起きて作業開始、終わりはもちろん暗くなるまで」
なんていう話が、苦労話として語られますが。すいません「いわゆるブラック企業」に見える労働時間なんですけど。
いいのかこれ。まぁ農家はみなさん経営者なので、勤務時間は無いのでしょうが。それにしても。
この辺りを、改善していかないと農業分野での労働人口拡大は厳しいと思いますが。
いわゆる週40時間労働で、十分に利益がでて、収入が確保できる農業を目指すのも農業改革の方向としていいと思います。
そういえば労働問題に詳しい有識者も、農業労働に関してはノータッチですね。不思議です。
いろいろ、考えてみてThe北海道ファームが今後会社としてどのような形を目指すのか考えてみたいと思います。
それはさておき稲君たち。
今日もあたたかく30度台後半までに調整するハウスで気持ち良さげです。
散水もきっと良いシャワーなんでしょう。すくすく育っています。