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農場ブログ

冬ならではの技術

2017年01月21日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

The北海道ファームです。→詳しくはこちら

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

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The北海道ファームのある北海道栗山町、今朝はずいぶん冷え込みました。

いつも、出勤前に軽トラックを15分ほど暖気運転をして暖めておくんですが、

今日は、いつもの時間では、フロントガラスの氷は解けず、車内も寒いままでした。

 

こんな、冷え込んだ日に起きる定番のトラブルがこれ。

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鍵穴が凍りついて、鍵が刺さりません。

当然、開錠できないわけで、精米工場に入れません・・・・。

 

このドアの鍵は、なぜだか内部に水分が入ってしまって、氷ついてしまうんです。

他は、、そんなことないのに、風向きで雪があたるのか、

もともと以前から水が入っていたのか原因は謎です。

 

「ドアが開かないから、今日は休み」そういう訳にも いかないので、

取り出すThe北海道ファーム秘密道具がこれ。

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ガスバーナー!

 

お墓詣りでお線香に火をつけるのに便利な道具。お線香に火をつけて祈る・・・・わけでは、ありません。

 

寿司ネタをあぶって、炙り寿司をまず食べる・・・・わけではありません。

 

寒さで、つまんないことを言い始めたのは、事実です。

 

この際、氷ついたドアノブ、鍵穴を強制的に熱してしまいます。うーん、荒っぽい。

ちなみに、マイナスの気温化ではバーナーもボンベを温めないと

上手にガスが気化せずに着火しません。

 

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無事?開きました。

これで、仕事ができます。あぁ真面目だな。自分をほめます。

 

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中に入って、作業場の温度計を見ると 室温マイナス10℃。寒いわけです。

 

こんな寒い日は、人間にとっては過酷ですが、お米にとってはいい日です。

玄米を白米に精米するときに、精米機内でお米同士の摩擦熱が発生して、

米粒に温度がかかってしまい微妙にお米の品質に影響がでます。

しかし、低い気温での精米では、その精米時の熱がすぐに発散して、

低温精米状態に自然となります。

つまり、精米熱で白米の品質に与える影響が最低限で済むという事です。

 

真夏日のような日に精米をすると、精米後の白米がいつまでも温かく、

「あ~お米に良くないな」と言うのは、だれでも判りますよ。

 

という事で、気温が低いこの時期は、精米作業にうってつけ。

人間は寒いものの、お米にとって快適ならそれでいいんです。

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人間は、厚着をすればいいという事で・・・。

 

 

 

 

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