2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
昨日までと、一変して雲一つない晴天の朝です。
The北海道ファームの田んぼも先日の雪で田んぼの境のアゼが
判らないくらいの積雪になっています。
こういう晴れで迎える朝は、放射冷却現象で異様に冷え込みます。
マイナス20度近いところまで、気温が下がったようです。
空気が澄みきって、痛い位の感覚が、短時間なら心地よくも感じます。
こんな厳冬期に降る雪は、ここ栗山町でもサラサラのパウダースノーです。
田んぼにも、風で雪が飛ばされてできる風紋がきれいにできています。
きれいですね。
北海道に住み始めて、初めて雪が風に舞う、横から下から雪が舞う状態を実感しました。
関東の雪は、基本湿って重いので上から下にしか降らない雪です。
と、雪をみてのんびりとした事を書いていますが、
一方では、北海道の冬は雪との闘いの側面もあります。
雪が降れば、自宅から会社の敷地まで除雪は、欠かせないです。
昨日は、除雪に追われ気づいた5時間経過、午前中は仕事になりませんでした。
日々の除雪は、「雪国コスト」とでも言いましょうか、時間と手間がかかります。
道路を走っていても、下の写真のような状況も。
吹きだまりで、道路が埋まっています。
寮の入り口の通りです。うっかりこの吹きだまりに車で突っ込むと
立ち往生したり、車を壊してしまいます。
ホワイトアウト状態で、運転中に前後の視界を失う事もあり、
雪道運転は、命がけの状態になることもあります。
雪については、「イイね~」と思う面と、「大変だな~」と思う面と両方あります。
あと1か月くらいは、この、真冬の気候が続くでしょうか。
そのあとは、春の農繁期。こうやって四季がめぐり、月日が経って行くんですね。
農業の仕事をしていると、季節感のめぐりをダイレクトに感じる事ができます。
一番、季節の変化をダイレクトに感じているのは、この車かもしれません。