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農場ブログ

エサが目当てのにわとりたち

2017年09月28日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

今日は、The北海道ファームのにわとりたちのお父さん林が、

東京での商談会に参加するため、朝から出かけています。

(イメージ図)

 

そこで、にわとりたちを わたくし栗原がお世話をします。

まず、朝いちばんで鶏舎に行くと、この光景。

鶏舎の中、人間用の入口に近いところににわとりたちがひしめき合って

栗原の方を見て、押すな押すなの大混雑。コッコッコッと、鳴き声もして大騒ぎです。

「お~僕が来るのを待っていてくれたのか。かわいいな~」と、

思いたい所ですが、全然そういう訳ではありません。

 

実は、これにわとりたちがエサを食べたくて待っている状態です。

「早くエサをよこせ~」「腹が減ったぞ~」そんなプレッシャーをかけてきます。

そんなわけないでしょ?、考え過ぎ・・・と思われるかもしれませんが、本当です。

 

その証拠に、いつもエサを食べさせる定位置の食事場所に準備をすると・・・・。

奥の方にある食事場所に、にわとりがたちが大集合、元気にエサを食べ始めます。

という事で、今まで押し合いへし合いしていた入り口付近からにわとりは、一羽もいなくなりました。

お世話をする栗原の事なんて、一羽も見向きもしません。

 

つまり、最初の写真の状態は、お世話をする栗原を待っていたわけでなく、

単にエサが食べたいだけ・・・・。エサを待っていたんですね。

・・・・ちょっと、さみしい。

まぁ、林さんんでもにわとりたちから同じ扱いを受けているので、

われわれお世話するスタッフは、単にエサをくれる人程度にしか思われてないのでしょうね。

 

なお、しばらくしてエサを食べ終わると、こんな感じです。

おなかも満たされて、それぞれ思い思いにくつろいでいます。

今日は、雨なので外の放牧場には、あまり出ていかないようです。

なんか、気楽でいいよな~なんて思ってしまいますね。

 

中には、好奇心旺盛なにわとりもいて、

「おい、いつもの奴と違うなお前・・・」とこちらを、観察してきます。

「いや、エサをあげる前に気がつけよ」なんてね。

 

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