水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日 田植えを控えて慌ただしい日が続いているThe北海道ファームです。
まずは、仕上げの代かき 2回目の代かきです。
最近は、1回の代かきで田植えをする農家も多いようですが、
The北海道ファームでは、荒しろ→本しろの2回の代かきを しています。
2回代かきをすることで、田んぼの土壌の条件が良くなると思います。
手前が本しろまで2回の代かきを した地面です。
奥が、荒しろ1回の代かきの状態の地面です。
表面の均一さが、違うのが画像でも確認できます。
2回代かきをすると、地面がこなれすぎるという話もありますが、
The北海道ファームの田んぼの大半は、この方法がいいようです。
2回目の代かきが 終わると田植までの間、田んぼに水を張ります。
そうすると、水にゴミが浮いて、風下のアゼ付近に集まってくるので回収します。
ゴミと言っても、稲わらの破片や、稲の根です。
これを拾い上げておかないと、田植え後に植えた苗に絡みついて生育を阻害したり、
水面の一部を覆って、除草剤の効きを悪くしたり、色々悪さをします。
そのため、ゴミ上げは欠かせない作業です。
この一見地味な作業に 手をかけられるかどうか、
そんな所も高品質なお米作りには、ポイントになってきます。
倉庫の方には、メンテナンスから、戻ってきた田植え機もスタンバイ。
今年は、田んぼの面積が増えたので、この機械にも
頑張ってもらわないといけませんね。
ほかにも肥料や、作業用品の段取りも付けて、いつでも田植えが始められるようにします。
苗についても、徐々に仕上がってきました。
約10日かけて田植えをする予定なので、育苗ハウスごとに
生育差をつけるようにしていますが、今のところうまくいっているようです。
極端に言うと、全部の苗が一斉に生育して植付適期をむかえてしまうと、
1日で田植えを終わらせないといけないという状態になります。
The北海道ファームの水田規模と機械の能力では、不可能な事なので
苗を時間差をつけて育てていくのは、非常に大事な所です。
と、色々と準備を進めていますが・・・。
今日は、すごく寒い・・・・。
11時の気温で 10℃位! 外で作業をしていると体が冷えます。
事務所にストーブを付けてしまいました・・・・。
午後から雨の予報もあるし、こればっかりは、どうにもなりませんね。
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