水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
6月の半ばになって、寒い日が多いThe北海道ファームです。
最低気温が9度!ひとけた台の日が続きました。
もう6月だというのに ストーブに火を付けてしまうという事態です。
田んぼの中で稲たちも寒そうにしています。
ビニールハウスで苗を育てている時期でも、
「稲の苗を10℃以下の温度にしないように」という目安があるくらいなのに
田んぼで、外気温が10℃以下、稲に良いわけがありません。
そうは、言ってもどうしようもないのが自然環境ですね。
そんな中でも元気なのが、いわゆる雑草。
定期的に雨が降るので、調子よく伸びてきます。
という事で、軽トラに草刈り機と噴霧器を積んで、
農場各所の除草作業にいそしむ日々。
あっちのアゼで草を刈り、こっちの農道には除草剤。
場所によって、使い分けながら草との戦いが始まりました。
だいたい9月頭まで、この草との戦いは続きます。
農家にとって草刈りや除草作業は、身だしなみに近いものがあって、
自分の農場を草だらけにしておくのは、「みっともない」「恥ずかしい」という感覚です。
「あいつら〇〇(作物の名)を作って失敗したぞ」と言われるよりも、
「あいつら、農場が草だらけだぞ」の方が、農家的には、きつ~い言われ様な気がします。
ある意味 人格否定的なニュアンスがあるような・・・・。
もちろん、草ヤブがあると害虫が発生しやすかったり、
害獣が潜んだり(特に養鶏の場合死活問題)するので、実害も大きいです。
The北海道ファームでは、今年から農場面積が大幅に増えましたが、
「あいつに畑を貸すと、草だらけにしてしまうぞ!」と、言われない様に
たとえ初挑戦の作物で失敗しようとも せめて草刈り作業だけは、
真面目にやって農場をきれいに保っていこうと思います。
「ご近所の 信頼感は 草刈りで」
農業あるある川柳に応募しようかな。
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http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。