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農場ブログ

田んぼに 排水路を掘る作業

2018年07月27日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

近所の麦畑の様子です。The北海道の景色という感じです。

なかなか本州では、見かけない景色でいい雰囲気ですね。

 

The北海道ファームのある栗山町でも、いよいよ収穫が始まりました。

巨大なコンバインで広大な畑を 刈り進んでいます。

外国的な風景に見えます。

 

一方 The北海道ファームでは、稲が徐々に出穂してきました。

出始めた稲穂が、見えるでしょうか。

 

この時期に、取り組んでいるの作業は、水田に排水路を掘る作業です。

通称溝切り作業、田んぼの水を抜く中干しの2回目と同時進行で作業中です。

 

コンバインを見た後だと子どものおもちゃのようなサイズ感。

水田溝掘り機 「田面ライダーV3」です。

本当にそういう名前の機械です。ナイスネーミングですね。

 

※去年の写真です

こんな感じで 人間が乗って田んぼの中を走ります。

 

すると、田んぼの地面にV字型の溝を 掘ることができます。

 

この水が、秋の稲刈りで 威力を発揮します。

田んぼの中の排水路として機能して、田んぼの排水を促進して

結果田んぼが、よく乾くので、コンバインが入りやすくなります。

また、稲刈り後の稲わらの搬出時にも、乾く田んぼは、作業性が良く助かります。

 

今週は、1週間かけて全部の田んぼに溝切を入れました。

総延長15キロ以上は、溝を掘ったと思います。

広大な北海道サイズの田んぼなので、時間も手間もかかりました。

毎年のことながら、この作業は結構つらいです・・・・。

でも、効果も大きいので欠かせない作業です。

 

一見、一年中水が溜まっていれば良いという印象の田んぼですが、

実は、排水性が良く、乾きやすい田んぼにするために 日々努力を重ねています。

理想は、風呂桶のように水を入れたいときに入れる事ができ、

水を抜きたいときにはすぐ抜ける。水温管理も自由自在。そんな田んぼが理想です。

 

そのために、溝を掘ったり、排水口を増やしたり、あるいはワラを拾ったり

年中、手をかけているわけです。

 

理想の水管理を目指して、暑いときも、寒い時も 出来る限りの手入れをします。

おいしく、高品質なお米作りには、決して手を抜かない頑固さも必要です。

 

~お知らせ~

The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。

http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/

どうぞ、ご覧ください。

 

 

 

 

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