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農場ブログ

自家配合の鶏の飼料

2017年08月04日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

 

まだまだ日中は暑い日が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

そんな暑い時期に 鶏の食べ物 飼料作りをしました。

「なぜ 暑い時期にわざわざ鶏のエサを作るのか?」

「涼しいときに 作りだめしておけばいいのでは?」

そういう疑問が湧いてきますが、ダメなんですね。

 

The北海道ファームの鶏の飼料は、自家配合飼料で

自家製の米やヌカ、北海道産のカキ殻や魚粉でできています。

安全安心な食べ物を鶏たちに与えたいので、この鶏の飼料には

食品添加物や、食品保存料などを加えていません。

そのため、特に高温多湿の夏の時期には、

飼料の痛みや保管中の害虫の被害などを防ぐためにも

あまり大量に作り置きが出来ないんですね。

 

という事で、手間はかかりますが、まめに飼料を配合しています。

資料配合に使う機械を準備して・・・・

軽トラの荷台で運ぶと、謎の装置がついた怪しいトラックに見えますね。

 

玄米を準備して

収穫後、2年目の古米です。商品の売れ残りのお米を使いますが、

古いとはいえ、人間が食べるものとまったく同じ。

今回の品種は、ななつぼし・・・・・・いいもの食べてます。

 

ほかには、米ぬか、オホーツクのカキ殻、小樽の魚粉を少々準備して

 

均一に混ざる様に機械で混ぜながら、紙袋に飼料を詰めていきます。

上の写真の材料で、ざっと200kg分の飼料が出来上がります。

 

紙袋に詰めて出来上がった飼料は、鶏舎に運んで

保管コンテナに入れておきます。

写真の感じでだいたい1か月分弱、800kg位でしょうか。

 

 

こんなに大量なのに、あっという間に食べてしまうんだな~と思います。

まぁ300羽以上いるから、当たり前なんですが。

それにしてもよく食べる。

 

養鶏の経営は、飼料の価格に左右されまくるというのもうなづけます。

しかも、その重要な飼料の大半が海外産の輸入に頼っているのが現状です。

ある日、円ドル相場が大きく円安ドル高に振れると、飼料価格が急上昇。

玉子の値段が急上昇という事も ありえるかもしれませんね。

※飼料価格安定基金というのもあります。

 

The北海道ファームは、約80%の原料が自社農場の余剰米、規格外米、

残りの部分も北海道産原料で、海外飼料に頼らない玉子の生産に取り組んでいます。

つまり「鶏のエサから完全国産の玉子」でもあります。

実は、かなり貴重な玉子、国内でもなかなか例がない玉子です。

 

色が変わっているだけでは、ないんです。

 

 

 

 

 

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