朝、出勤してみると倉庫前にあったはずのプラ容器がない。
見渡してみると、はるかかなた田んぼの中に。
夜の間に飛ばされていったようです。その距離約100m位でしょうか。
見える場所に落ちているので、拾いに行くことにします。
簡単に歩いて取りに行けそうですが、雪がモモくらいまでの深さがある田んぼの中。
安易に歩いて行こうとすると、雪にはまっていやになりそうです。
そこで使うのがこの道具。
ワカン(わかんじき)。
譲っていただいた道具の中にあったものです。
飾りで事務所においてありましたが、実際に使用するのは初めてです。
正直、本当に使うとは思っていませんでした・・。
慣れない手つきで長靴の上から装着して、いざ田んぼへ。
やや沈み込むものの、歩いていくことができます。
足跡が大きく、象の足跡のような跡が付きます。
ワカン。なかなかやります。さすが昔ながらの道具。
雪の田んぼを横切って、無事回収できました。
このあと、装着が甘いワカンが外れて長靴で歩きましたが
ヒザまで雪に埋まる大惨事。ワカンの効果をあらためて実感しました。
すごいぞワカン。
昔の人はこれを装着して雪山で猟をしていた訳なので、
しっかりと使いこなせるようになれば、楽しい事もできそうです。
最近は、スノーシューという道具もあるので試してみたいものです。