みなさんこんにちは。
日本石材産業協会 1級お墓ディレクターの栗原です。
※本当にある資格です。
今日は、十全社の石材部が施工する水路の補修を紹介します。
The北海道ファームの田に水を引き入れるための用水があり、
5月10日頃から、水が流れてくるので、用水の補修作業を行います。
用水は、トラフ(U字溝)をつないでできていますが、このように
トラフのつなぎ目の目地が、何か所も切れています。
北海道は、冬場の積雪や低温で目地がすぐに傷んでしまうようです。
そこで、十全社石材部の出番です。
傷んだ目地をはずして、新しい目地をコーキングで作っていきます。
まさに、お墓の目地と同じ作業。よく見る光景。
はい、完成。と思ったら・・。
石材部の親方が、「雑!コーキングの前にマスキングテープ使わないとだめ!」
「目地小手も、こんなんじゃきれいにできない。ちゃんのしたのをつかえ!」
※目地小手=目地をきれいに整える道具。お墓職人はサイズや硬さにこだわりがある。
職人魂に火が付いたのか、親方自ら丁寧に施工し始めました。大変助かります。
お墓なら、目地が1直線きれいに決まらないとクレームですが、
用水の目地なので、水漏れしなければいいんですが・・・・。
まぁ きれいな分には、困らないし。
近所の方にも「すごい丁寧。」と言っていただけたのでgoodです。
さすが、十全社石材部!いい仕事します。
農閑期には墓石施工の請負もしようかな・・・。