深水にして稲の穂が作られるのを保護する時期が終わり、
田んぼの水を抜いて、乾かす時期になりました。
と、いう時期に限って雨!曇り!雨!曇り!曇り!曇り!
数日間太陽が出てこない!天気予報もこの先いまいち!
田んぼが、乾かない・・・・。まいった。
で、田んぼの水を抜くときに いつも実感するのが田んぼの保水力。
排水を、1か所開けただけで、滝のように大量の水が出ていきます。
深さ30cm程度のU字溝があふれそうになります。
1枚の田んぼから、この水量で半日とか水が出続けます。
大量の水が田んぼに蓄えられているのがよくわかります。
田んぼの、この保水力が「田んぼダム」なんて言われて、
大雨の時に河川に大量の水が流れ込むのを防いで、
洪水を防止しているんですね。田んぼの多面的機能の一つです。
そんな大量の水を集めている田んぼ。
田んぼから水を抜きたいからと言って、全田んぼ一斉に水を抜けるわけではありません。
一斉に、水を抜いたら排水路があふれて、それこそ洪水をおこします。
排水路の下流方面に被害を引き起こしては、いけません。
そんなわけで、排水口の水量を見ながら時間差ですこしづつ排水します。
そんなに面積があるわけでもない(北海道比)The北海道ファームですが、
4日間くらいかけて、徐々に排水作業を進めています。