この時期、田んぼを見ていると・・。
田んぼの中に 何かを発見。わかりますか?
田んぼ靴で田んぼの中を歩いて近づいていくと、これ。
「ヒエ」が頭をのぞかせていました。
育ててつもりは、全くないのに稲以上に立派に成長したヒエ。
しかも根元を見てみるとこの状態。
赤丸で囲ったのが稲の株。黄色で囲ったのがヒエの株。
そう、ほぼ同じ場所。根っこが絡まり一体化しています。
ヒエが、本来稲に行くべき栄養分を横取りしているます。
そう、稲の成長をヒエが邪魔している状態。人の邪魔しちゃいけません。
さらにまずいのは、ヒエが成長しきって種を田んぼに落とすと
来年は、もっとヒエがはびこってくること。
そう、今草が悪影響というよりは、来年さらに大変な事になるのを 防ぐための作業です。
そんなわけで、田んぼの中を歩いていき一株づつヒエを取ります。
広い田んぼを、泥に足を取られつつヒエがあるところまで・・。
一株とれば、またあっちにもヒエ発見。炎天下に田んぼの中をウロウロする作業です。
この、努力が来年生きると自分に言い聞かせながら 作業をします。
ヒエの株数自体は、田んぼ1枚に数株なので自生しているというよりは、
稲の苗を作る土にどこかの段階で、ヒエの種が混じったような気がします。
培土は、購入品なので種はないはずなので、育苗作業で作業員の服から種が落ちたとか。
そうでないと、根元が一体化するほど同じ位置には生えないような気がします。
まぁ、いろいろ原因はありそうですが、必殺「テデトール」で地道に除草しておきましょう。