「秋だね~」「そうですね~」そんな会話が交わされるようになりました。
朝晩は20度を切りるので、涼しいから肌寒いという感じになってきました。
近所では、玉ねぎの収穫が始まっていますし、田んぼでも稲刈りの気配を感じます。
秋の田んぼになりつつあるThe北海道ファームの田んぼです。
稲の様子は、こんな感じでだいぶ穂が かがんできました。
という事で、稲刈りに向けての水管理「落水」です。
田んぼからの排水を始めます。写真は暗渠排水の開放。
茶色い水は、土質の関係です。
見るたびに、この水で布地を「泥染め」をしたら
The北海道ファームの天然泥染め衣料ができるなと、想像しています。
白いTシャツを仕入れて 、ここで泥染めして
「The北海道ファーム工房 オリジナル 天然泥染めTシャツ」で販売。
アーティステックかつ、いい意味でプリミティブなナチュラルシャツ!
価格は1枚4000円!農業の多角経営化!あらたな収益事業ですよ。
いや、本当に天然泥染めの衣類って、結構高価なんですよ。
試しに、何か染めてみようかな。たぶん洗濯できない位、色落ちするけど・・。
話が、趣味方面にズレました。
毎回ながら、田んぼの水を落とすと排水路があふれそうになります。
もちろん、あふれ無いように計画的に排水するわけですが。
田んぼの保水力は、膨大ですね。田んぼダムなんて言葉もあります。
でも考えてみると、田んぼに水があるのは、5月から8月の約4か月。
田んぼに水がある時期って1年の3分の1、意外に短い期間ですね。
北海道の場合は、雪がある時期も水があるとも いえますが。
稲穂が出てから約25日後、かつ稲刈りの約1か月前
田んぼの水を落として田んぼの地面が乾燥するようにしていきます。
稲の成長段階としても、稲穂=実が十分についてしまえば、
水分は、あまり必要がなくなります。
また、稲刈り作業で使うコンバインは、田んぼの地面が水分を含んだ
泥状態だと作業に支障が出てきます。
田んぼの水をなくし乾燥させることで、いよいよ稲刈りに向けて最終段階に入ってきました。
本当に「秋ですね~」となってきます。