2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
The北海道ファームのお米作りは、真面目だ!と主張しているわけですが、
そのおいしいお米作りに対する真面目さ、愚直さの象徴的な作業がこのワラだし作業。
収穫後の田んぼから、稲穂を外したワラを運び出す作業です。
前回ブログで数千、数万のワラ束を拾う所をご紹介しましたが、
当然、拾い上げるだけでは、終わらないわけで
拾い上げたワラの束を田んぼから運び出さなければいけません。
という事で、ワラを拾って運び出す作業
① 軽トラ作戦
軽トラが、直接田んぼに入って拾ったワラを荷台に放り込んでいき、
荷台がいっぱいになったら、そのまま道路を走ってワラ置き場まで走ります。
一番効率はいいですが、田んぼが車が走れるくらい乾いていないとできません。
② 運搬車作戦
コンバイン改造運搬車にワラを拾い集めます。
キャタピラ仕様なので田んぼが多少湿っていても安全に走れます。
田んぼも傷みにくくいい感じです。
運転手とあいまって雰囲気は、やや怪しいです。
アゼまで運んで来たら、トラックに積み替える作業が必要です。
ただ、「おぉ、調子いいね」と3日間作業をしたら、運搬車が御臨終してしまいました。
内部でミッションがいってしまったようです。修理は、高額かつ部品がないのでほぼ不可能・・・・。
昨年、5万円で購入した機械なので「1日1万のレンタル」と思い、自分を納得させました・・・・。
③ トラクター作戦
トラクターに鉄コンをつけて、
田んぼでワラを拾い集めます。
アゼで、トラックにワラを積みかえて、ワラ置き場に走ります。
結局 作戦①軽トラ作戦と 作戦③トラクター作戦を
田んぼの状態によって使い分けながらワラだし作業を進めていきました。
結果今年は、10月3日にすべての田んぼからワラを出すことができたので
昨年比20日近く早いワラだしの完了です。素晴らしい!
このワラを出すための作業は、ここ数年とてもつらい作業で苦しんできましたが
なんとか、いい方式になってきたような今年です。
何は、ともあれ「ワラだし作業が終わって ホッとした~」というのが本音です。
~追伸~
ミッション破壊で走行不能の運搬車、あげます。
非農家の方、オシャレなガーデンの飾りにどうですか?
農家の方、部品取なら、使えそうですよ。キャタとかきれいだし。