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農場ブログ

農業の扉 5

2016年12月07日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

 

さて、ずいぶん久しぶりになりましたが、知られざる農業の世界を紹介する

「農業の扉」のコーナーです。

 

近所の農家さんに、こんな大規模な施設が立ちました。

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ちょっとした体育館くらいの大きさのビニールハウスです。

と言っても、ビニールハウスのジャンルに入れていいものか迷うような規模です。

柱は、太い鉄骨でできていますし、シャッターや扉もあり、

壁はビニール(ポリ?)ながら、2重になっていて保温性もよさそうです。

 

そんな、施設の中で育てる作物は、「しいたけ!」だそうです。

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これが、しいたけの素というか菌床というか、ここからしいたけが生えてくるそうです。

 

その菌床の搬入作業の様子です。

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大型トラックの荷台一杯に菌床が積まれています。

それをフォークリフトで荷下ろしをしています。

 

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降ろした菌床を コンベアで送りながら菌床を置く棚に並べていきます。

その数、なんと数万個!ものすごい数・・・。

 

と、ここでなんだか気になるのは、菌床がおかれている棚。

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見上げるような、高い棚です。

 

そしてこの棚には、秘密の仕掛けが!

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そう、可動式の棚なんです。

 

この歯車で、ゆっくりゆっくり菌床を乗せた棚が回転していきます。

棚自体が回転することで、日当たりや温度のムラをなくし

菌床からしいたけが均一に育ち、かつ収穫などの作業性もよいという仕組みです。

手順をきちんと行えば、いわゆるB品の選別外になる物も きわめて少ないそうです。

 

初めて見ましたが、びっくりしました。まさに工場のイメージ。

植物工場というと葉物野菜のイメージですが、しいたけもこんなことになっているとは・・・。

 

室温も20度~25度でキープされているので、暖かくて過ごしやすい感じです。

キノコの方が、人間より環境がイイですね。正直うらやましい・・。

 

収穫は、1月下旬からの予定という事で、1個の菌床から

何本もしいたけが生えてくるそうです。その様子も面白そうですね。

しいたけが生えてきたころに、またご紹介します。お楽しみに。